市 長 行 政 報 告  (平成21年11月30日)


先の9月定例市議会から3カ月が経過いたしましたので、この間の主な事項についてご報告いたします。

 
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平成21年9月
議会行政報告
企 画 調 整

 先の台風18号についてでございますが、10月7日に災害対策本部を設置し、8日未明にかけて非常警戒態勢をとり、河川の氾濫等の防止のため土のう袋を市内各所に配布するとともに、ふたかみ文化センターに自主避難所を開設し、4世帯7名の方が自主避難されました。また、災害時要援護者の自主避難に備え総合福祉センターにも開設準備をいたしました。被害状況といたしましては、立木等の倒壊等により一部道路を封鎖する被害が発生しましたが、その他には特に大きな被害の報告はありませんでした。
 次に、新総合計画策定についてでございますが、無作為抽出で、市民2,000人を対象とした意識調査を実施し、その結果、有効回収数は1,235件であり、回収率は61.8%と市民意識調査としては極めて高い数値を得ることができました。また、市民の目線に立った計画策定とするため、人材登録制度に登録していただいた「まちづくりパートナー」20名と、市民意識調査に回答いただいた中から参加意思を表明された市民12名を併せた32名をメンバーとする市民討議会を発足し、既に2回の討議会を実施しております。なお、この市民討議会には大学連携協定を締結しております大阪樟蔭女子大学の3名の教授にアドバイザーとしてご出席いただいており、市民、大学、行政の協働による新総合計画の策定を進めております。


 総     務

 3人乗り自転車につきまして、本年7月1日に奈良県道路交通法施行細則が改正され、安全基準を満たした自転車に6歳未満の子ども2人を同乗させることが可能となりました。本市におきましても、市民の交通に関する安全の確保を図るため、今回、購入費の一部を補助してまいりたいと考えております。


市 民 生 活

 香芝市地球温暖化対策実行計画に基づく温室効果ガス排出量の9月末の調査結果につきましては、職員の抑制に対する意識も向上し、各施設での排出抑制のための取り組み行動を進めた効果もありました。平成20年度の上半期だけの比較ではございますが、約3.8%のCO2排出量の削減が達成できました。10月から3月までの下半期も着実に取り組みを行うことにより、年間での削減が達成できるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、持続可能なごみ処理体系の構築に向けて、ごみの減量と分別による資源化を推進し、ごみ処理経費の削減及び排出量に応じた負担の公平化、並びに減量への意識改革を進めるため、現在、ごみの有料化に取り組む準備をしております。施策の構築にあたりましては、市民と協働で検討することを基本方針とし、12月に減量化等の推進に関する懇話会の設置にむけて、市民公募を含め予定しているところでございます。
 次に、男女共同参画の推進につきましては、20歳以上の市民2,000人を対象に、男女共同参画に関する市民意識調査を9月に実施いたしました。現在、その集計作業を進めており、この調査結果を踏まえ、男女共同参画プランの見直しに取り組んでまいります。


保 健 福 祉

 地域福祉計画の策定状況につきましては、8月に実施いたしました市民意識調査の詳細な分析作業を行っているところであります。
 また、公募委員30名で構成されます「地域福祉計画策定市民会議」につきましては、10月から月1回のペースで会議を進めており、今後、実質的な討議に入ってまいります。
 計画策定の進捗状況は、ホームページ等で公表するなど、市民の皆さんに対しまして地域福祉に関する意識の浸透を図ってまいりたいと考えております。
 次に、本市の救急医療についてでございます。医療機能の充実につきましては、かねてから市民ニーズが高く、市民の安全の確保という観点から、身近な場所での休日夜間における医療システムの確立が緊急の課題となっております。こうしたことから、医師会代表者をはじめといたしまして、市民及び病院関係者等によります「香芝市の救急医療を守る委員会」を立ち上げ、去る11月18日に第1回目の委員会を開会したところでございます。今後も本委員会でのご意見を十分に反映した中で、市民の安全で安心なまちづくりの確保のため、医療体制のシステム構築に取り組んでまいりたいと考えております。


 都 市 整 備 

 街路事業につきましては、本市道路網の中枢軸であります中和幹線を県工区と連携をとり早期完成をめざしております。今回、逢坂工区において、橋梁上部7径間・架設工事の発注を、条件付一般競争入札で実施し、落札者の決定にあたっては総合評価落札方式により決定する方法で執行し、落札者の川田建設(株)奈良営業所と仮契約を締結いたしました。


 産 業 建 設 

 農業施策につきましては、本年も各地元農業関係団体のご協力をいただき112.8%の生産調整を達成することができました。
 売れる米づくりをめざして農業者自らが生産量を調整する仕組みへと大きく転換を図る国の米政策も戸別所得補償制度の導入などが図られようとしております。また、地産地消を取り入れた地場産品づくりを農家のご協力を得ながら取り組みを行っております。今後も本市の農業振興に努めてまいりたいと考えております。


 教     育

 老朽化によります改築に加え、災害用の浄水機能を備えた施設として整備を進めております関屋小学校のプール改築事業は、条件付の一般競争入札により、(株)鍛治田工務店との契約も整い、来年3月の完了予定として、10月から工事を着手しております。 
 次に、学校教育関係といたしまして、10月から11月にかけて、市内幼稚園及び小・中学校の7カ所で、国、県並びに市関係の研究発表会が開催され、教職員や園児、児童生徒にとって多大な教育的効果が期待されております。
 次に、先の9月議会において議決いただきました、香芝市総合体育館のほか、9施設の指定管理者の指定につきましては、指定管理者選定委員会を設置して、審査を進めてまいりました。その結果、香芝市体育協会を候補者として選定させていただいております。


 水     道

 上水道事業につきましては、経営の健全化を図るため、財源の確保、また経費の削減を推し進めながら事業運営に努めているところございます。
 11月16日には、水道事業懇談会を開催させていただき、水道事業の現状について報告し、委員の皆様方から今後の水道事業運営について貴重なるご意見をいただきました。
 なお、水道施設の耐震工事につきましては、耐震化計画にもとづき、早期竣工を目指し取り組んでおります。


 最後になりますが、新型インフルエンザについてでございます。市民の皆さんへ予防策を周知するためのパンフレットを配布するとともに、広報紙やホームページで情報提供を行い、感染拡大の予防に努めてまいりました。しかし、新型インフルエンザが各地で蔓延し、保育所、幼稚園、学校などで相次いで学級閉鎖や保育所閉鎖などが行われるとともに、学校行事の一部や市の行事も中止したところでございます。今後も引き続き市民への予防対策の周知を図ってまいりたいと考えております。
 また、奈良県では、小学校1年生から3年生までの児童のワクチン接種を、12月中旬の予定を前倒して、12月4日から開始されることになりました。これを受けて、本市におきましては、市の医師会と協議いたしました結果、各小学校の校医の医療機関で、グループ接種による方法で、していただくことになり、現在、教育委員会の協力を得ながら希望者の把握に努めているところでございます。

 さて、平成22年度の予算編成時期を迎えておりますが、9月に新政権が発足し、政治主導による国の方針に大幅な見直しが行われつつあり、新方針に応じた適切な対応が求められます。このような国の情勢を踏まえて、本市の新年度予算編成にあたりましては、ここ数年が正念場と考え、一層の行財政改革を推進する一方で、市民の皆さんの信頼と期待におこたえするため、限られた財源や人材を最大限に有効に活用できる予算とし、職員ともども、全力を挙げて確かな市政運営に取り組んでまいる所存であります。
 議員各位におかれましては、今後とも香芝のまちづくりのためにお力添えを賜りますよう、心からお願い申し上げまして、行政報告といたします。
 

 
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