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ロタウイルスワクチンの定期予防接種追加について

ページID:0005719 更新日:2020年10月1日更新 印刷ページ表示

ロタウイルスワクチンが定期予防接種に追加されました

令和2年8月1日以降に生まれた赤ちゃんへ。生後2か月で接種するワクチンが1つ増えました!

令和2年10月1日からロタウイルスワクチンが定期予防接種に追加されます。

ロタウイルス予防接種は、乳幼児期(0から5歳頃)にかかりやすいロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎の重症化を予防するものです。これまでは希望する乳児だけが任意で予防接種を受けていましたが、令和2年10月1日より予防接種法に基づく定期接種へと変わりました。

※10月1日から個人通知と予診票を対象児に順次郵送します。

1.対象者

次の3点に該当する乳児

  1. 接種時に香芝市に住民票があること
  2. 令和2年8月1日以後の出生であること
  3. 1回目を出生6週0日から14週6日までに受けること(接種完了期限は下記「3.ワクチンの種類と接種期間および接種回数、間隔」に記載)

※対象外の者:腸重積症の既往歴のあることが明らかな乳児、先天性消化管障害を有する乳児(その治療が完了した者を除く)および重症複合免疫不全症の所見が認められる乳児。

2.接種開始日

令和2年10月1日

【注意】上記対象児でも開始日前に接種した場合は、任意接種にて自費になります。

 例)令和2年8月1日生まれの児の場合、出生6週0日になるのは9月12日ですが、この日から9月30日の間に初回接種した場合は自費です。2回目を10月1日以降に接種した分から定期接種となり、公費で受けられます。

3.ワクチンの種類と接種期間および接種回数、間隔

ワククチンは2種類あり、どちらもロタウイルスによる急性の胃腸炎の重症化予防に効果があります。ただしワクチン同士の互換性、安全性は確認されていないため、最初に受けたワクチンを最後まで受けてください。途中で変更はできません。

3.ワクチンの種類と接種期間および接種回数、間隔の画像

4.費用

対象に該当する乳児は無料(対象児以外や、指定医療機関以外での接種は自費)

5.受け方

指定医療機関に事前に電話予約をしてください。

香芝市以外の指定医療機関で接種希望の場合は事前に保健センターでの手続きが必要です。予診票、母子健康手帳、印鑑をご持参ください。

接種は保護者同伴で体調の良い時に受けるようにし、当日に体調が悪い時は予約日を変更してください。

接種時の持参物

予診票(生後2か月になる月に郵送)、母子健康手帳、健康保険証

ロタウイルス市内指定医療機関

市内指定医療機関一覧[PDFファイル/69KB]

6.注意事項

  1. 授乳は接種の1から2時間前までに済ませ、接種後30分はあける方が良いでしょう。
  2. 予防接種後1から2週間程度は便中にウイルスが排泄されます。オムツを交換する時には使い捨てのゴム手袋などを使い、ポリ袋などに入れて捨てます。その後、せっけんでよく手洗いしましょう。

7.副反応について

主な副反応は下痢、嘔吐、胃腸炎、発熱などで、まれにおこる重大な副反応としてワクチンへのアレルギーによる発疹、呼吸困難などのアナフィラキシー症状があります。また接種後1から2週間は、腸重積症のリスクが高まる可能性があります。下記の腸重積症状がみられた場合は、速やかに診察を受けてください。

腸重積症について

腸重積症は、腸の一部が隣接する腸管に入り込み、腸が閉塞した状態になる緊急性の高い病気で、速やかな治療が必要です。

ワクチンの接種にかかわらず、生後3か月から2歳くらいまでの赤ちゃんがかかりやすい病気です。(月齢が進むほど、かかりやすくなります)

ロタウイルスワクチンの接種(特に初回接種)後1から2週間程度の間は、腸重積症の発症リスクが高まるとの報告があります。腸重積症を発症した場合、発症から時間が経過するほど外科手術になる可能性が高まります。次のような症状が1つでも見られた時は腸重積症が疑われるため、速やかに医師の診察を受けてください。

  • 突然はげしく泣く
  • 機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す
  • 嘔吐する
  • 血便がでる
  • ぐったりして顔色が悪い

参考リンク

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