市民の皆さまへメッセージ（令和4年2月4日）

コロナワクチンには、入院や重症化のリスクを低減する効果があります。感染が急拡大する中、1月31日に予約枠に空きがあれば65歳未満のかたの追加接種時期を前倒しすることを可とする方針が国より示されたことから、本市では、香芝市医師会の協力の下、追加接種を前倒しで実施します。接種券も、順次送付します。企業での職域接種や、国・県が設置する大規模接種会場など、接種加速に向けた取組が進められています。
1・2回目と違う種類のワクチンを接種する交互接種に不安を抱かれているかたもおられると思いますが、諸外国でも実施されており、効果がある旨報告されていますので、ワクチン接種につき前向きにご検討くださいますよう、よろしくお願いします。
新型コロナウイルス感染症の影響が所得に関係なく全ての世帯に及ぶ中、「令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金」は、国が定めた所得制限を超える世帯には支給されません。この支給のありかたについては、これまで市民の皆さまや議会より多くのご意見をいただいており、本市では「子育てを応援する、公平な給付を行う」という観点から、これまで所得制限により対象外とされてきた世帯に対して支給ができるよう、現在、準備を進めています。これは地方創生臨時交付金を活用した市の独自施策であり、3月の市議会にて予算審議いただき、可決を賜りました後に手続きを進めることとしています。支給時期等の詳しくは決まり次第、市ホームページなどでお知らせします。
本市では、今後も国の交付金を活用するなど皆さまへの支援策を進めてまいります。今後ともマスクの着用や手指消毒など、新たな生活様式の実践をはじめ、新型コロナウイルス感染症対策にご理解、ご協力をよろしくお願いします。
コロナ禍にある今だからこそ、人と人のつながりを大切にし、思いやりの心を持って支えあいながら、一丸となってこの難局を乗り越えていきましょう。

令和4年2月4日
香芝市長 福岡 憲宏