市民の皆さまへメッセージ(令和3年4月16日)

奈良県内では、依然として新型コロナウイルス感染症の感染者数が急増しており、特に新年度を迎えてから高い水準で推移しています。
県内の医療体制は、新型コロナ対応病床の使用率が7割、そして入院入所準備中の方が300名を超えており、昨日には県内全病院に対して病床の追加確保を要請するなど非常にひっ迫している状況です。こうした状況は、日常の医療提供にも更に影響を及ぼす事態です。
繰り返しになりますが、市民の皆さまには、一人ひとりがこれまでと同様に感染防止対策に努めて“うつらない、うつさない”行動を心がけて頂きますようお願いいたします。

　この度の市議会臨時会に提案しておりました、消費喚起対策のための「みらいクーポン券」の発行や「子育て世帯生活支援特別給付金」など新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算の可決をいただきました。
さらに、市議会にてご意見・ご審議を賜り、市内事業者さまが実施する飛まつ防止措置など「まん延防止対策」について、本市独自に財政支援を行うべく準備に取り掛かっております。
事業者さまには換気や飛まつ防止など対策を徹底していただき、また市民の皆さまには、対策を実施している店舗で少人数・短時間にて利用していただくことにより、感染防止を兼ねた効果的な支援策になると考えております。
早急に具体的な支援内容の検討を行い、皆さまにお知らせしますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

令和3年4月16日　香芝市長　福岡憲宏