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デルタ型変異株が猛威をふるい、かつてない勢いで感染が拡大する中、マスク着用や手指消毒等の身近な感染対策を徹底しつつ、ワクチン接種を進めることは、感染拡大を防止する上で非常に有効であると言えます(下表参照)。大阪府の分析では、8月14日以降に発症したケースで、ワクチン2回接種後14日を過ぎて発症した方は、死亡・重症化したケースがゼロであったことから、ワクチンは感染拡大防止に加え、重症化防止にも効果があることがわかっています(ただし、ワクチン接種後であっても感染するケースがあることから、接種後もマスク着用等の対策は必要です)。
接種会場も、これまでの自治体が実施する集団接種に加え、医療機関における個別接種や国・都道府県が設置する大規模(広域)接種、職場における職域接種など、より多くの希望者が接種を受けられるよう、体制の整備が進められています。
本市においても、保健センターの人員を更に拡充し、引き続き適切な医療体制のもと接種を進めてまいりますので、接種につき前向きにご検討くださいますよう、よろしくお願いします。
ワクチン接種は強制ではなく、任意です。希望していても病気などさまざまな理由により接種を受けられない方もおられます。職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていないことを理由に差別的な対応をすることがないよう、重ねてお願いします。
令和3年8月24日
香芝市長 福岡 憲宏
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 (~8月22日) |
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新規感染者数 | 120人 | 114人 | 26人 | 84人 | 168人 | |
うち70歳以上 | 16人 | 9人 | 2人 | 1人 | 2人 | |
割合 | 13.3% | 7.9% | 7.7% | 1.2% | 1.2% | |
うち70歳未満 | 104人 | 105人 | 24人 | 83人 | 166人 | |
割合 | 86.7% | 92.1% | 92.3% | 98.8% | 98.8% |
参考)年代別人口(令和3年3月31日時点)
70歳以上 14,421人(18.2%) 70歳未満 64,679人(81.8%)
<ポイント>
・新規感染者数は急増後高止まりし、ステージ4相当の危機的な状況が続いています。
・新規感染者のほとんどが、70歳未満の方です。(※)
・接種率が高い70歳以上の方の新規感染者数は大きく減少しています。(※)
※ 国(厚生労働省)が公表している全国ベースの週次データでも同様の結果が出ています。
〇香芝市集団接種についてはこちら
〇奈良県広域接種について
〇防衛省・自衛隊大規模接種について