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いもち病の被害にご注意ください
令和4年度農作物病害虫情報第1号が発表されました
いもち病(対象作物:水稲)
予報の根拠
- 奈良県病害虫防除所が行った調査の結果、葉いもちの平年より多い発生が認められました。
発生ほ場率:58.8%(平年 22.0%、前年 41.7%)
発病株率: 7.6%(平年 2.4%、前年 3.6%) - 上位葉での葉いもちの発生が確認されていますので、今後、天候不順が続くと穂いもちが多発する可能性がありますがあります。
- 7月上中旬に、葉いもちの感染好適条件となったことが確認されており、今後の発生拡大が懸念されます
防除上の注意事項
- ほ場によっていもち病の発生状況が異なるので、ほ場を見回り発生状況を確認して下さい。発病が認められた場合は防除を行って下さい。
- 粒剤での穂いもちの防除は、出穂前に実施して下さい。
- 上位葉で葉いもちが多発している際は、穂ぞろい期(出穂期の約 5 日後)に液剤で追加防除して下さい。傾穂期以降の防除は効果が劣ります。
いもち病に対する防除薬剤につきましては下記URLよりご参照ください。
奈良県病害虫防除所(病害虫情報):http://www.jppn.ne.jp/nara/2207%E7%97%85%E5%AE%B3%E8%99%AB%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%A1%E7%97%85HP%E7%94%A8.pdf<外部リンク>
また、奈良県病害虫防除所より他の病害虫情報についても記載されていますので下記のURLよりご参照ください。
奈良県病害虫防除所:http://www.jppn.ne.jp/nara/<外部リンク>
奈良県農薬情報システム(農作物病害虫・雑草防除指導指針):http://www.nouyaku-sys.com/noyaku/user/top/nara<外部リンク>