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新年度を迎えて3週間が経ちました。
入所、進級当初は新しい環境で過ごす不安からか泣いてしまう姿もありました。遊び、食事、睡眠など、日々の生活の中で保育士や友達と関わることで少しずつ笑顔を見せてくれるようになりました。
部屋ではブロック、箱積み、縄跳びの紐ぽっとん落とし、洗濯ばさみ付けなど好きなあそびを見つけて楽しんでいます。洗濯ばさみとタッパーを出すと、タッパーの中に洗濯ばさみを入れてフタを閉め「シャカシャカ」と音を鳴らしてみたり、タッパーに入れた洗濯ばさみをごはんに見立てて食べる真似をしたり、指先を使って器用に洗濯ばさみをつけたり・・・と1つのもので様々な遊びを生み出す子どもたちです。友達の姿を見て真似をしたり、自分で考え試してみたりと楽しんで遊んでいます。
戸外ではすべり台や砂場遊び、生き物探しや植物の観察などを楽しむ姿があります。
2歳児のお兄ちゃん、お姉ちゃんが見つけたダンゴムシを見ている子どもたちです。「ダンゴムシさん歩いているね」「また遊ぼうね」など保育士と一緒にダンゴムシに言葉をかけていました。寝そべりながら夢中で観察している様子にほっこりしました。
プランターに咲いているビオラの花を1人が見つけると、近くにいた2人もしゃがみ込んで見つめていました。保育士が「きれいな色だね」「あっちにはピンク色の花もあるよ」と言葉をかけると、他のプランターの花も1つずつ観察していました。
15日には入所、進級おめでとう会がありました。「だるまさんが」の大型絵本を見たり「ピカピカブー」のダンスを踊ったりして楽しみました。
大きな絵本に興味津々の子どもたち。だるまさんが「ピョーン」と伸びる場面では不思議そうに見つめる姿、手を挙げて「ピョーン」と伸びる姿などがありました。「ピカピカブー」の曲は、普段から部屋でよく流しているので音が聞こえた瞬間、嬉しそうな表情で踊っていました。みんなでハイハイをしたり、両手を広げて飛行機になったりしながら楽しみました。
これからも友達や保育士とたくさんのことを経験し、一人一人の思いを大切にしながら楽しく過ごしていきたいと思います。