本文
0,1、2歳児の造形活動は、触れることから始まります。
様々な感触を楽しんだり、破ったり、入れたり出したり、繰り返して遊びます。あそびから経験した事が、表現活動につながっていきます。
4月から子どもたちが、あそんだり、作ったりした作品を12月1日、2日、5日、6日、7日の5日間展示いたします。
今回はその展示する作品を作っている様子を紹介いたします。
ひよこぐみでは、手形足形をおして、様々な作品を作ってきました。
インクや絵の具の感触にビックリする子もいましたよ。
画用紙や、花紙など色々な紙の感触も楽しんできました。紙をビリビリ破るのも子どもたちは大好きです。
大きなお芋を持って、遊んでいましたが、破れるところを見つけるとみんな皮を破り始めました。
紙が破れる感触を楽しんでいると・・・
中から美味しそうな焼き芋が出てきました。、
「もぐもぐもぐ」と、食べる真似をして遊びが広がっていきました。
ペンやクレパスを握れるようになると、色々な形の画用紙になぐり描きしました。
トラックや、バスなど色々な車になぐり描きしました。
「ブンブーン」と車を走らせながら持ってくると大喜び。
運転席で運転している自分を見つけると、嬉しそうに指さしていましたよ。
利き手を中心に腕を大きく動かして、描けるようになってきました。
描き終わってからも「ブンブーン」と走らせると「ばいばーい」と手を振っていました。
りす組では、クレパスのなぐり描きや詰め込み遊び、感触遊びを楽しみながら作品を作りをました。
りす組の子ども達が大好きな絵本『ごぶごぶ ごぼごぼ』を見てから、仕掛けのある画用紙にクレパスでなぐり描きをしました。一人一人塗り方や色使いが違い、それぞれのイメージを膨らませながら楽しんで描く姿がありました。
クリスマスツリーを出すと興味津々の子どもたち。りす組の部屋も少しずつクリスマスの雰囲気になり、クリスマスにちなんだ作品作りを楽しんでいます。
傘袋の中にくしゃくしゃに丸めた花紙やハート型の緩衝材、キラキラ紙を巻いたトイレットペーパーの芯など、気に入った物を詰め込んでからクリスマスリースにしました。長い傘袋に入れたものがポトンと落ちる様子を見て楽しんでいました。袋がパンパンになるまで詰め込んでいる子もいました。
2歳児では、どんぐりやモール、リボン、梵天...
様々な大きさや形、感触の違う素材の中から自分で使いたい材料を選択し、画用紙や粘土などに飾り付けをしていきます。
好きな色をたくさん集めたり、新しい素材に興味を持って選んでみたり、
「どれにしようかな?」「私はこれ!」と、素材を選ぶだけでも瞳がキラキラと輝いていました。
また、10月からハサミを使っての遊びを取り入れています。
小さな手で持つ大きなハサミは力を入れて刃を開くだけでも難しいですが、「もう一回」と、何度も挑戦する姿があります。
子どもたちが初めてハサミで一回切りをした紙は、クリスマスツリーやリースの飾りにも使っていますよ。
他にも筆やローラーなどの画材を使った作品がたくさんできました。
これからも、色々な造形活動を楽しんでいきたいと思います。