あそびの様子(一歳児　りす組）

あそびの様子（一歳児　りす組）

　早いもので、入所して二ヶ月が経ちました。はじめは不安や戸惑いで泣いていた子どもたちも、保育士と遊んだり、スキンシップを取ったりする中で少しずつ安心して過ごす姿が見られるようになってきました。

室内遊び

　室内では、ブロックや紐通しやポットン落としなど、手先を使ったり、テラスや廊下を開放しながら体を動かしたりして様々な遊びを楽しんでいます。

容器の細い穴に、小さく切ったビニール状の紐を入れようとしています。そーっと、そーっと入れたり、一本入ると中身を見せて嬉しそうにしたり・・・たくさん入れて、"もう入らないよ～”と少し困った顔をして知らせにきてくれたり、「あけて」としてほしいことを伝えにきたりする姿も見られます。

保育士と手あそびをしたり、絵本を読んだりして安心して過ごす姿も見られます。だるまさんシリーズの絵本や、にらめっこやアンパンマンの手あそびが大好きで、絵本に合わせて体をゆらゆらさせたり、「あっぷっぷー！」とみんなでにらめっこ遊びをしたりして楽しんでいます。

最近では、新聞紙やチラシなど色々な素材に触れて遊んでいます。細かく新聞紙をちぎったり、頭の上にかぶったり、初めての活動に興味津々の子どもたち。びりびりという音が楽しくて、何度も手でちぎったり、ちぎった新聞紙を放り投げて上から降ってくることを喜んだりしていました。

戸外遊び

戸外では、砂場や三輪車、ボールなど体を動かしながら毎日元気いっぱいです。砂場では、砂をそっと触り、感触を確かめている子どもたち。少しずつ慣れてくると手でぎゅっと握ったり、パラパラと下に落としたりして、保育士と一緒に遊びを楽しんでいます。自分で歩いて探索したり、保育士と手を繋いで散歩したりすることも大好きで、飛行機を見つけてバイバイと手を振ったり、花を見たり虫を追いかけたりと自然にも触れながら遊んでいます。

それぞれに好きな場所、遊びを見つけ、保育士や友だちと色々な経験をしています。これからも、子どもたちの気付きや発見に寄り添ったり、思いを受け止めたりしながら、楽しく安心して過ごすことができる環境を作っていきたいと思います。