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0,1,2歳の子どもたちは、これまで様々な感触に触れたり、破ったり、入れたり出したりを繰り返して遊んできました。
11月24日、25日、27日の作品展では子どもたちが、たくさん遊んでできた作品を展示しています。
今回は、作品展までのいろいろな遊びの様子をお伝えします。
絵の具やお花紙、紙粘土などの感触遊びを楽しんでいます。
初めての素材との出会いにワクワク!ドキドキ!の子ども達です。
クレパスが握れるようになりクレパスやマジックやタンポで遊びました。
手を動かすと点や線が描けることが嬉しく、思いのまま描いて楽しんでいました。
タンポ(棒状のものにスポンジなど吸収性のあるものを取り付けた画材)では色がつくと”わぁ!”と色がつくことへのおどろきを表情で示し何度もポンポンとタンポをふり、色を付けることを楽しみました。
紙粘土を指でつついたり、握ったり、押したり、と感触を楽しみました。初めての紙粘土は”なにこれ?”とじっと見たり、直ぐに触ってみたり様々な姿がありました。保育士やお友だちが遊ぶ姿を見て”やってみようかなぁ!!”と手が伸びて遊んでいました。握ったり、指でつついたり、紙粘土の感触を楽しんで遊びました。
お花紙や色画用紙の感触遊びをしました。お花紙のふわふわの柔らかい感触を楽しみ、握ったり、ちぎったり、丸めたりして遊びました。
画用紙を破る遊びでは、大きなサツマイモやクリを持って破れるところを見つけると破り始めました!ビリビリと破れることが面白く、どんどん破って栗やサツマイモを取り出していました。
様々な素材に触れ、感触遊びが楽しくなってきています。子ども達が”楽しい~!!”と思える遊びをしていきたいと思っています。
これまで、タンポ、指絵の具、氷絵の具などの造形活動や、シールやテープ貼りなどの手先を使った遊びをしてきました。
梱包材や、片ダンボール、紙テープなどを貼ったしかけのある模造紙を見ると興味津々の子どもたち。まずは触って素材を確かめたり、クレパスをしかけの上に滑らせて色が付くことを楽しんだりしていました。
模造紙のあとは、梱包材などのしかけに加えて、”もいもい”という絵本のキャラクターをつけた、紙に一人ずつなぐりがきをしました。
「もいもい!」と指差して見つけたり、もいもいや片ダンボールなどの上にクレパスを滑らせ、しかけを意識しながら色が付くことを楽しんだりしていました。
感触遊びでは、粉から触ったり、水を含ませながら変化していく様子を見たりしながら寒天やゼリー、片栗粉、米粉など様々なものに触れてきました。
作品展で展示している”ふわかる粘土遊び”では、「きいろ!あか!」と言ったり、指をさしたりして自分で好きな色を選ぶ子どもたち。手のひらで握ったり、丸めたり細くちぎったりして感触を確かめていました。
ちぎったものをもう一度固めたり、ストローやどんぐりなどをさしたり外したり、ストローや綿棒をろうそくに見立てケーキを作ったりなど、それぞれに楽しむ姿が見られました。
作品展では、”もいもい”という絵本のしかけ絵と造形遊びの絵、ふわかる粘土遊びを展示しています。
作品展を通して、子どもたちがたくさん遊び、楽しんだことを感じていただけたらと思います。
2歳児は、初めてのりやハサミを使って製作活動をしました。
のりを使った活動:最初は、のりの量を加減する事が難しく、指にたっぷり付けてしまったり、のりの量が少なすぎて上手く貼れなかったりする姿もありましたが、繰り返し活動することでコツをつかみ、上手に貼れるようになりました。好きな色や形を選んで「どこに貼ろうかな?」と考えながら貼っていました。
紐通し:紐にストローや穴をあけた画用紙など、様々な物を通しています。指先を使った細かい作業も集中して取り組めるようになりました。
ハサミを使った活動:ハサミの一回切りに挑戦しました。ハサミの持ち方や使い方を教えてもらうと、一回一回丁寧に切る様子がありました。切った紙はドーナツやカップケーキのトッピングにしました。
お弁当箱を選びながら、自分でおにぎりにのりを巻いたり、たこさんウィンナー、たまごやき、ハンバーグ、
「見て!お魚出来たよ」「からあげだよ」大好きな食材を、いろんな素材で作りながら見せてくれました。
散歩でどんぐりが転がるのを見て喜んでいたので、どんぐりに絵の具をつけて、箱の中で色が重なるの楽しんだり、転がるのをみて瞳がキラキラ輝いていました。
これからも、色々な造形活動を楽しんでいきたいと思います。