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令和6年7月3日(水曜日)、健康部保健センターにおいて、臨床心理事業を委託している受注者(学校法人帝塚山学園、以下「受注者」という。)が、相談者Aの申請に基づき、相談者Aの児童に関する書類(発達検査結果報告、以下「書類」という。)を交付するべきところを、誤って相談者Bの児童の書類を交付したことにより、相談者Bの児童の氏名、生年月日、性別、発達相談結果が漏えいするという事案が発生しました。
同年7月8日(月曜日)、相談者Aから書類を提出された医療機関より申出があり、判明しました。
書類を交付する際は、受注者において書類の氏名、生年月日が相談者のものであることを確認した上で交付すべきところ、その確認を怠っていました。
本市より書類を回収の上、受注者への状況確認を行い、相談者A及び相談者B、双方に対し経緯を説明し、謝罪を行いました。
今後は受注者に対し、個人情報の取扱いについての安全管理体制の徹底を要請するとともに、受注者の管理体制の定期的な点検を行い、再発防止に取り組んでいきます。
個人情報の漏えいの事案が重ねて発生していることを重く受け止め、委託事業者が採るべき業務体制の見直しも含めて全庁的に行政事務水準の向上を図るため、実効的な取組を進めていく。