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わが国では、毎年、台風や前線による大雨によって、崖崩れや土石流、川の氾濫などが発生し、人々の生命が脅かされるような自然災害が発生しています。
香芝市立小中学校及び幼稚園、保育所等においては、基準時である午前7時に大雨警報等の気象警報が発表されている場合には原則として臨時休業とする措置を講じるなどして、児童及び生徒の安全を確保する取組を実施しています。
しかし、基準時後に気象警報が発表されたり解除されたりした場合においては臨時休業や登下校園の判断に躊躇する事例もあり、特に市立保育所等において気象警報の発表時に一律に臨時休業としている運用についても見直しの必要があるものと考えています。
そこで、本市では、奈良地方気象台の全面的なご協力を得て、危機管理部局及び教育委員会事務局が共同で、小中学校等における気象上の危機管理に関する研修会を実施することとしました。
これにより、教育委員会事務局及び小中学校等の関係教職員が臨時休業や登下校園の判断をより的確にすることができるようにするとともに、市立保育所等において気象警報の発表時に一律に臨時休業としている運用を適切に見直していきたいと考えています。
市長、危機管理監、その他の市長部局の職員、教育長、教育部長、その他の教育委員会事務局の職員、校長、教頭、その他の市立小中学校の教職員
令和6年8月8日(木) 13時30分から15時00分頃まで
香芝市役所2階 大会議室 (香芝市本町1397番地)
防災気象情報の利用
講師 奈良地方気象台 リスクコミュニケーション推進官 辻晶夫氏
防災マップを利用した学校区別のグループワーク
講師 奈良地方気象台 地域防災官 本多敏幸氏
地域防災係技術主任 小田上優子氏