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相撲発祥の伝承地
相撲発祥伝承地とゆかりの地
相撲発祥の地「腰折田」の由来を描いた水墨画
大和ノ国、当(當)麻ノ郷に当(當)麻ノ蹶速という牛を絞め死したと言うエライ力自慢がおった。
時の天子サマがケハヤの話を聞いて、『ケハヤと力くらべをする相手をさがせ・・・』とおふれを出した。
初瀬の出雲ノ郷に住む、野見ノ宿弥(禰)という剛力が『オレこそが日本一強い男!』と名乗りを上げてきた。
天覧相撲はスクネの足蹴り一発で勝負がついた。
ケハヤは腰の骨をくだかれて、その場で死んでしもうたー。
天子サマは相撲に勝ったほうびにケハヤが持っていた田地を全部、スクネに与えられた。
ーそれが今に残る腰折田やー
京田信太良 作
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