お正月遊び(5歳児）

　正月休み明け、元気に登所した子ども達は、家庭での出来事を嬉しそうに友だちや先生達に話をしていました。家族と一緒に楽しんだすごろく遊びを思い出し、今度は自分たちでルールなどを作り、オリジナルのすごろくを作ることにしました。「ここに止まったりスタートに戻ることにしよう」「虹が見えたから2マス進むことにしよう」など、グループで出来事を考え、字を書く、絵を描く、マスを描くなど役割に分かれてみんなで協力して完成させました。自分だけの自分駒も作り、遊び始めると「このすごろく、めっちゃ面白い！」と大満足の子ども達でした。
　

「これで凧作るん？」
去年はビニール袋で凧づくりをした子ども達は、紙で作ることを知って、少し不安な様子。飛ぶコツは「丁寧に折ること」と聞いて、紙を折る顔、手つきは真剣でゆっくりと丁寧に折っていました。そこに、絵を描き、竹ひごを付けて完成です。
他のクラスはお昼寝中・・・5歳児の子どもたちだけが外遊びをする時間に、思い切り走り、凧あげを楽しみました。「見てー！飛んでる飛んでる」と嬉しそうに何度も何度も挑戦していました。

　書き初めにチャレンジしました。「黒いの墨って言うんやろ」「お兄ちゃん持ってるから知ってるで」と習字の道具を見てわくわくしていました。背中を伸ばし、姿勢を整え、自分の名前の1文字を半紙に書きました。「よこ、たて…」と見本の文字を見ながら、一筆一筆、丁寧に書いていました。書き終わると、ほっとした表情で「書けたで」と友だちに書いた文字を見せていました。
　保育所で過ごすのも残り3ヶ月…去年の4月から、様々な事に挑戦したり、友だちと協力したりしながら、心身共に大きく大きく成長した子ども達。小学校に期待を持ち、残り少ない保育所での時間を友だちと一緒に存分に楽しんでほしいと思います。