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お話しや絵本が大好きなぺんぎんぐみ。
保育士に読んでもらったり、友だちと一緒にページをめくったり、
お気に入りの絵本を「これ読んで!」と何度もリクエストしてくれます。
その中でも繰り返しのあるストーリーはセリフを一緒に口にし、楽しんでいます。
『おおきなかぶ』ではお話と一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」と元気にカブを引っ張ったり、
園庭の『大根』のプランターを見ながら「小っちゃいかな?」「大きなカブになれー」と水やりをしながら
日々の成長を楽しみにする姿がありました。
遊びの中で保育士がカブの種を蒔くと、、、すぐにやってきて遊びのスタート。
いつの間にやらうさぎさんやぞうさんなど自分たちの好きな動物になり力いっぱい引っ張りっこ。
「それでもカブはぬけませーん」のセリフに、「ごはんいっぱい食べよっか」「体操しよう」と、
どうすればカブが抜けるか友だちと考えたり「抜かれないよう頑張るぞ」とはりきったりしています。
お話しの中には手遊びや歌、かくれんぼなど日頃の好きな遊びを取り入れ、楽しみながらすすめています。
引っ張ってもなかなか抜けない大きなカブ。どうすれば抜けるのでしょうか?
子どもたちの色々な姿ややり取りを楽しんでいる様子を保育参観当日に見てもらいます。
絵本が大好きなうさぎ組では、誰かが一冊読み始めると「これ読んで」「次はこっち」と、次々と好きな絵本を持ってくる子どもたち。
最近では子どもたち同士で読み合うことも。「はじまるよ、はじまるよ」と、手遊びから始まって、自分なりのストーリーを加えながら保育士の真似をして楽しんでいます。
その中でも大人気な『はらぺこあおむし』は歌に合わせてページをめくると、自然にみんなで口ずさむ姿があります。
園庭では穴があいている葉っぱを見つけると「あおむしさんが食べたんやで」と、話し声が聞こえます。
そんな『はらぺこあおむし』の世界を表現しながらたくさん遊んできました。
食べものを探しに出かけて袋にたくさんの好きなものを詰めたり、散歩をしながらあおむしがあけた穴に見立てたフラフープをくぐったりと、様々な遊びが発展していきます。
リズム遊びでは、ピタッと止まって片足立ち、今度は電車みたいに繋がって、、、
「きりんさんみたいに首がながーいねん」「かえるになってジャンプしたらいいんちゃう?」
子どもたちがこうしてみたい!と、考えた動物や動きをピアノの音に合わせて全身で表現。
「たくさん動いたら・・・?」「お腹空いた!」「ご飯食べないと」
「いっぱいたべたら・・・?」「お腹が痛くなってきた!」「葉っぱ食べなあかんなあ」
保育士との言葉のやりとりもあおむしになりきって。
身体を動かしたらお腹が空いたり、お腹がいっぱいになったら眠たくなったりするあおむしはうさぎ組での自然な生活の姿と同じです。
そんな子どもたちにとって、たくさん食べて大きなちょうちょに成長するあおむしの姿は「大きくなりたい!」という今の気持ちを表現しているように見えました。
保育参観当日では、子どもたちの自然な普段の様子を観ていただきます。