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こあら組は、優しい心をもった動物たちが出てくる「どうぞのいす」のお話し遊びをします。
絵本を見た後、好きな動物になって体を動かしたり「もぐもぐ」と美味しそうに食べる真似をしたり表現を楽しんでいます。
日々楽しくお話遊びをするなかで「動物の服着たらかわいいんじゃない?」「看板作る?」と必要な小物を自分なりに考えて提案してくれる姿がありました。お面作りでは、自分の好きな色を選んだり好きな形に切ったり、「ほっぺたつけたい」「髪の毛がいるね」とイメージを膨らませながら夢中になって作りました。お話遊びをしていない時にもお面をつけて楽しんでいる気に入った様子の子どもたちです。
初めは、台詞を言うのが恥ずかしくて小さな声になっていた子どもたちですが、今では覚えている台詞を大きな声で言ったり動物の動きを思い思いに表現したりしています。お話し遊びをする度に「今日お客さん見に来てくれる?」と保護者の方に見に来てもらうのをすごく楽しみにしている子どもたちです。
当日は沢山のお客さんに緊張もあるかと思いますが、一生懸命表現する姿を見ていただけたらと思います!
ぱんだ組は、大好きな絵本「てぶくろ」のおはなしあそびをします。
これまでクラスで絵本をよく読んでいたこともあり、動物の名前やセリフが自然と飛び交い、ごっこ遊びを楽しんでいました。
お話しのなかでは、動物になりきった子どもたちが次々に登場します。
1匹1匹登場の仕方が違い、子どもたちが各動物ごとに話し合って決めた得意技を披露します。初めはなかなかうまくいかなかった得意技も練習して上手に出来るようになってきています。
みんなの前に立ち少し恥ずかしくなる子もいましたが、好きな動物になって楽しく体を動かしたり、友だちと一緒に簡単なセリフのやり取りをしたりするなかで、少しずつ自信が持てるようになってきました。
歌やダンスも大好きで、大きな声と笑顔いっぱいのダンスを披露してくれる姿はとってもかわいらしいです。
劇で使う衣装やお面、物語のカギとなる「てぶくろ」も子どもたちが作り上げました。「てぶくろ」の色は子どもたちで意見を出し合って決めた「にじいろ」に。自分で作ったものだからこそ、身に付けると気持ちが高ぶり、大切に扱っています。「かわいい~」「じょうずだね」と見せ合いっこする姿もありました。
お家の人に見てもらう事を「まだかなぁ」「ドキドキするなぁ~」ととっても楽しみにしている子どもたちです。
子どもたちの張り切って演技する姿に温かい拍手をお願いします。