本文
2月15日土曜日に保育参観がありました。2歳児クラスはぺんぎん組、うさぎ組それぞれの表現あそびを両クラスの保護者にみていただきました。
この一年間、楽しんできた手遊びやわらべ歌などを「3匹やぎのがらがらどん」のお話の中に取り入れて遊びました。やぎ役のトロルとやりとりをしながら一緒に色々な手遊びや歌をうたって楽しみました。
「いとまき」の歌に合わせてセーターや帽子などを作り、「にらめっこ」は毎回面白い顔をしてお互い笑い合っていました。「げんこつやまのたぬきさん」は何度もするうちにジャンケンが楽しい遊びになりました。
トロルと手遊びを楽しんだ後は、一本橋を渡ったり、飛び石を跳んだりした後に草を食べ、お話のようにやぎになりきって表現あそびを楽しみました。
うさぎ組は子どもたちが種を植えて、水をやり、野菜の成長を見守り収穫して食べる、という野菜を育てた経験を表現あそびに取り入れました。「どんなふうに野菜を育てたかな?」とみんなで考えながら、種植えに必要な畑をつくりローラーで色をつけたり、新聞紙でめいいっぱい遊んだ後、ちぎった新聞紙を集めて丸めて、一人一個の種と大きなかぶを作ったりしました。
また、なりきって遊ぶことが大好きな子どもたち。話に出てくる犬、猫、ねずみの動物を自分たちで選び、「犬はわんわんって鳴くよ!」「ちゅうちゅう~って、こんなふうに鳴くねんで!」と鳴き声を真似して楽しんでいました。「おおきなかぶ」の絵本を読むと「うんとこしょ、どっこいしょ!」のかけ声を子どもたちが自ら声を上げて言うようになりました。
リズム室でかぶをみんなで引っぱってみました。力いっぱいかぶを引こうとしたり、引っぱる動物たちに「がんばれ~」と声をかけたりする姿が見られました。なかなか抜けないかぶをどうしようか考えてみると、「みんなでひっぱればいいんじゃない?」と子どもたちが思いつきました。「おおきなかぶ」のお話にまるで入り込んだような子どもたちでした。
保育参観当日は大勢の保護者を前に緊張した様子も見られましたが、普段の遊びのように、可愛く動物になりきったり、手遊びや歌を楽しんだりする姿を見てもらいました。参観の後も、幼児クラスの劇を見せてもらい、「おにいちゃんすごい!」「おおきくなったらやりたい!」と憧れの気持ちをもつ姿も見られました。クラスでは引き続き、友だち同士のやりとりや子どもたちが好きな歌や手遊び、お話あそびを楽しんでいきたいと思います。