本文
3歳児はこの一年間、動きのリズムや製作活動などたくさん一緒に遊んできました。
今回はみんなの得意なことはなんだろう興味があることをやってみようと、鉄棒やぱかぽこなど子どもたちが普段遊ぶ姿から発展、グループ分けをして生活発表会に向けて表現遊びがスタート。
まずはどんなお話にしようかと子どもたちに問いかけました。
「色々な動物がいるよ、動物たちはどこに遊びに行く?」「途中に道を通せんぼする意地悪な動物がいるよ、誰かな?」と、保育士の声に「ピクニックに行くところちゃう?」「ワニさん!」と、子どもたちの声が。
ごっこ遊びやなりきり遊びが大好きな子どもたちはそんな動物たちになりきって表現を楽しみます。最初は小さな小さな声で言葉のやり取りをしていた恥ずかしがり屋な子も、少しずつ友だちや保育士とのやりとりの楽しさを味わい、自分なりに表現するようになってきました。
園庭の鉄棒は子どもたちに大人気。園庭に出ると「先生見といてな!」と、落ちないように両手でぎゅっと鉄棒を握って得意な技を披露してくれます。
「すごいね!」と、保育士や一緒に遊んでいる友だちに褒めてもらえると得意げな表情を見せますよ。
最初はぱかぽこに乗って立つのも一苦労な子もいましたが「やりたい」と諦めずに何度も何度も乗って遊ぶことで少しずつ立ったまま乗れるようになり、長い距離を転げずに進めるようになり...最後は乗ったままジャンプができるようになった姿を見てもらう!と張り切っていましたよ。
「ぱかぽこぱかぽこ…」可愛い応援隊の声も。
4・5歳児のお兄ちゃんお姉ちゃんが園庭で大繩をして遊んでいる姿に興味津々。「やってみたい!」の気持ちから大繩に挑戦しました。
縄に足を引っかけてしまっても「大丈夫だよ!」「もう一回」と、立ち上がってチャレンジします。
『なべなべそこぬけ』は部屋でもよく楽しんでいるふれあい遊びのひとつです。手と手を握るだけで笑みがこぼれます。
誰かが歌を歌い始めると「一緒にしよう!」と、近くの友だちと手を繋いで連鎖していく姿がとっても可愛いですよ。
歌を歌うことが大好きな子どもたち。その中でも毎日絵本を読みながら口ずさんでいる『はらぺこあおむし』の曲にのせて、鈴とカスタネットを持って歌と楽器演奏を披露しました。
「りすってどんな動き?」「こうしてみよう!」と、舞台に上がるところからりすの音楽隊になりきる姿が。歌が始まると周りの子どもたちも一緒に歌いだしますよ。
最後は3歳児クラスみんなで元気よく『おもちゃのちゃちゃちゃ』を歌いました。
リズム室に入りきらないくらい大勢の人に囲まれて緊張している表情でしたが、大好きな友だちと一緒にいつも通り自由に表現し、温かな拍手を背中に受け部屋に帰ってくると、達成感と自信に満ちた表情を浮かべていました。「上手って言ってもらった」「頑張ったねって褒めてもらったよ」と、月曜日も笑顔で話しをしてくれました。
保護者の方もお忙しい中、生活発表会を参観いただきありがとうごさいました。
今のクラスでのあと一ヶ月、みんなで楽しく過ごしていけたらと思っています。