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本日(令和8年4月23日)、奈良県を被告とする債務不存在確認請求訴訟に係る判決期日があり、奈良地方裁判所は、本市の請求を棄却する判決を言い渡した。
本件の主な経緯は、次のとおりである。
・ 令和4年6月29日、福岡憲宏香芝市長(当時)が荒井正吾奈良県知事(当時)との間で、基本協定を締結する(別紙1「基本協定書」)。別途委託契約を締結するものと定められるとともに、基本協定の有効期間が令和6年3月31日までと定められる。
・ 令和5年8月16日、奈良県は、前記委託契約を締結することなく工事を開始する(奈良県の主張に基づく。)。
・ 令和6年3月29日、福岡憲宏香芝市長(当時)が山下真奈良県知事との間で、変更基本協定を締結する(別紙2「変更基本協定書」)。基本協定の有効期間が令和6年12月31日まで延長することが定められる。
・ 令和6年3月31日、工事が完了する(奈良県の主張に基づく。)。
・ 令和6年6月2日、福岡憲宏香芝市長(当時)が退任し、同月3日、新たに三橋和史香芝市長が就任する。
・ 令和6年10月24日、奈良県から本市に対し委託契約の締結の依頼があるものの、三橋和史香芝市長は「工事が完了しているのに、工事を実施するための委託契約を事後的に締結することはできない。」として、弁護士を含む法制に関することを所管する部署において対応を検討するよう指示する。
・ 令和6年11月27日、三橋和史香芝市長が山下真奈良県知事に対し、「歩道橋架け替え工事に係る費用負担に関する要望書」(別紙3)を提出する。
・ 令和6年12月25日、山下真奈良県知事から三橋和史香芝市長に対し、「一般国道168号の道路拡幅工事に起因して生じる香芝市旭ヶ丘小学校通学路歩道橋の架け替え工事について」(別紙4)が送付される。
・ 令和7年1月15日、安井広之奈良県県土マネジメント部長から三橋和史香芝市長に対し、要望書の内容を譲歩して、香芝市も費用の一部を負担する内容で提出し直すよう依頼がある。
・ 令和7年1月22日、三橋和史香芝市長が山下真奈良県知事に対し、「歩道橋架け替え工事に係る費用負担に関する要望書」(別紙5)を提出する。
・ 令和7年1月31日、奈良県県土マネジメント部道路建設課井上幸治主幹から香芝市に対し、国道168号拡幅事業に係る竣工式に香芝市職員の出席を拒否する旨が伝達される。
・ 令和7年2月3日、山下真奈良県知事から三橋和史香芝市長に対し、「香芝市旭ヶ丘小学校通学路歩道橋の架け替え工事にかかる委託契約の早期締結について」(別紙6)が送付される。
・ 令和7年3月7日、奈良県を被告として、奈良地方裁判所に対し、債務不存在確認請求訴訟を提起することについて議決を求めるため、香芝市議会に議案を提出し、同日可決される(別紙7)。
・ 令和7年3月21日、本市は、奈良県を被告として、奈良地方裁判所に対し、債務不存在確認請求訴訟を提起した。
判決内容を精査した上で、指定代理人及び訴訟代理人らによる協議の上、適切に対処する。
本市の主張が認められず遺憾である。判決内容を精査した上で、指定代理人及び訴訟代理人らによる協議の上、適切に対処する。
歩道橋架け替え工事に係る費用負担に関する奈良県を被告とする債務不存在 確認請求訴訟に係る第一審判決に対する対応について(令和8年4月23日) [PDFファイル/6.34MB]