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国際料理教室を開催しました👨🍳
東フランスの行事について学びながら、ガレット・コントワーズを作ってみました。
フランスのエピファニー(公現祭)
キリスト教の国々では、毎年1月6日はepiphany(公現祭)です。フランス語圏の諸国(フランス、スイス、ベルギー、カナダ、レバノンなど)では、ガレットの中にfève(フェーヴ:豆)を隠し、当たった人が王様になり、紙でできた王冠を被る行事があります。
現在では、その豆は土器でできた小さなお人形になっています。様々なものがあり、収集する人もいます。しかし、行事に慣れていないと歯を傷つけるおそれがありますので、今回はアーモンドを使って作ってみました。
フランス生まれスイス育ちの私は、Besançon(ブザンソン)という東フランスのところで生まれました。そこでは特別なガレット、Galette comtoise(ガレット・コントワーズ)を作る習慣があり、それを参加者の皆さんにお伝えすることができました。
ガレットの作り方と見本
まずは、参加者の皆さんにレシピを渡し、見本のガレットを作ってみました。参加できずお家で作ってみたいと思った方も是非、下記のレシピを参考にしてください。
本番に挑戦
次は本番です!皆さんが実際に作ってみました。
まずは生地を作る作業から:
卵を一個ずつ生地に入れ混ぜます:
次はエッセンスを入れて、型に生地を伸ばし、肝心なfèveを入れます:
卵の黄身をかけて、最後にフォークで模様を描きます:
できたら焼くだけです!
ガレットの歴史と食べ方についてのミニ講座
ガレットを焼いている間に、子ども達に、私が生まれた東フランスのBesançon(ブザンソン)と、ガレットの歴史・食べ方についてミニ講座を行いました。
出来上がり
出来上がったガレットは、それぞれの模様にもかかわらず、どれも焼き目が綺麗に入ってて、上手な出来栄えでした!
fèveはどこに隠れているのだろう!
Merci de votre participation
ご参考ありがとうございました。
ガレットができた後、皆さんと交流の時間があって、色々な話ができて、とても楽しかったです。
また次のイベントでお会いしましょう!