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屯鶴峯(どんづるぼう)
千数百万年前に二上山の火山活動によって火砕流や火山灰などが堆積し、その後の地殻変動によって隆起し、さらに、長い年月の間に侵食されて現在の姿になりました。古くは古墳の石棺材や寺院の基壇などの石材として利用されました。遠くから見ると鶴が屯(たむろ)しているような奇観のため、この名称で呼ばれるようになりました。≪県指定天然記念物≫
- 所在地:香芝市穴虫地内(穴虫峠から北東へ約350m)、県道703号線沿い
- アクセス:≪鉄道≫
(1)近鉄南大阪線「二上山駅」下車、西へ徒歩約32分(約2.6km)
(2)近鉄大阪線「二上駅」下車、南西へ徒歩約36分(約2.7km)
(3)近鉄大阪線「関屋駅」下車、南へ徒歩約38分(約2.8km)
※国道165号は歩道がありません。
≪自動車・バイク≫
(1)西名阪自動車道 ■大阪方面から(名古屋方面からは出られません。)
柏原ICから南東へ約7分(約3.9km)
※穴虫交差点を旧国道165号方面に直進し、太子方面(Uターン)へ。
■名古屋方面から
香芝ICから南西へ約20分(約7.4km)
※国道168号を南下し、国道165号を西へ。
(2)南阪奈道路 太子ICから北東へ約3分(約1.9km)
- 駐車場:普通車5台
- トイレ:有(駐車場内)
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屯鶴峯の壮大な景色を360度ぐるっとみわたせるVRパノラマ画像を以下リンクよりご覧いただけます。
https://www.city.kashiba.lg.jp/outside/VR/kashiba153.html
スズメバチにご注意ください。
夏から秋にかけては、スズメバチの巣が大きくなり、働きバチの数も増えて攻撃性が高まり、大変危険です。スズメバチが「カチカチ」と音を立ててまとわりついてきた場合は、巣が近くにあり警告しています。刺激を与えないよう静かにその場所から離れましょう。
倒木・落枝にご注意ください!
どんづる峯では、近年、ナラ枯れ被害による枯れ木が多く発生しています。
訪れた際は、倒木・落枝の危険性がありますので十分注意してください。