本文
広めよう!早めのライトと反射材~薄暮時間帯における交通事故防止~
薄暮時間帯における交通事故の防止について
薄暮時間帯(※)は、視界が徐々に悪くなり、お互いの発見が遅れることなどから、交通事故のリスクが高まります。
一人一人ができることを実践し、痛ましい交通事故を防ぎましょう。
※薄暮時間帯…日の入り時刻の前後1時間(通算2時間)
薄暮時間帯における人身事故発生状況(令和5年 奈良県内)
奈良県警察本部によれば、令和5年、薄暮時間帯において発生した人身事故件数は380件でした。
薄暮時間帯は通算2時間のため、1時間あたりの発生件数は190件となり、同じ条件で昼間・夜間の時間帯と比較した場合、約1.8倍多いといえます。
自動車を運転される方へ
・薄暮時間帯は人の目が暗さの変化に慣れず、歩行者や自転車などの発見が遅れることがあります。早めのライト(前照灯)点灯により視界を確保するとともに、自分の車の存在を歩行者や自転車などに知らせましょう。
・ハイビームを上手に活用し、遠くの歩行者や自転車を早めに発見しましょう。
・薄暮時間帯や夜間は、速度に対する感覚が鈍ったり帰路を急いだりしてスピードを出しがちです。速度を抑え、慎重な運転を心がけましょう。
歩行者や自転車に乗られる方へ
・薄暮時間帯は、自動車から歩行者や自転車が見えにくいことがあります。ドライバーに気づかれるよう、明るい色の服を着て出かけましょう。
・反射材(受けた光を、光が来た方向に強く反射する素材)やライトを活用し、周囲に自分の存在を早めに知らせましょう。
・薄暮時間帯に多いのが、道路を横断する歩行者と自動車の接触事故です。歩行者は、「横断歩道のない場所での横断を避ける」、「斜め横断をしない」など、道路の横断には一層注意しましょう。
関連リンク
・警察庁HP 薄暮時間帯における交通事故防止<外部リンク>
・警察庁HP 反射材・ライト ~薄暮・夜間はつけた光が命を守る~<外部リンク>
・警察庁HP ハイビームの上手な活用で夜間の歩行者事故防止<外部リンク>
・奈良県警察HP ピカピカグッズ(反射材)で交通事故防止!<外部リンク>