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民生委員・児童委員について
民生委員・児童委員とは
民生委員・児童委員は、地域住民の身近な相談相手であり、支援へのつなぎ役です。
すべての民生委員は、児童委員も兼ねて活動しています。(児童福祉法第16条)
職務としては、地域住民の生活状態を適切に把握したり、地域住民からの生活上の困りごとや心配ごとに関する相談に応じ、専門機関や福祉サービス等の情報を提供したり、関係機関等につなぐ等の支援を行います。
民生委員・児童委員は、「民生委員法」「児童福祉法」に基づき、厚生労働大臣が委嘱する非常勤の特別職の地方公務員(都道府県)で、任期は3年(再任可、補欠の委員は前任者の残任期間)です。
無報酬で給与はなく、活動に必要な実費が活動費として支払われていますが、実質的にはボランティアとして、地域住民の立場に立って、市民の暮らしを支援する人で、すべての民生委員は、児童委員を兼ねており、子どもに関わる相談支援活動も行っています。また、主に児童のことを専門に担当する民生委員・児童委員が主任児童委員です。
香芝市では現在、民生委員・児童委員が市内各地に配置されています。
その定数は民生委員・児童委員が103名で、そのうち児童福祉を専門に活動する主任児童委員が6名です。
(組織形態については下記のPDFに掲載)
香芝市民生委員児童委員連合会の組織[PDFファイル/68KB]
民生委員・児童委員の7つのはたらき
「新任民生委員児童委員実務研修会」の手引きより引用
社会調査
必要に応じて担当区域内の住民の実態や福祉需要を把握します。
相談
地域住民が抱える課題について、相手の立場に立ち、親身になって相談に乗ります。
情報提供
社会福祉の制度やサービスについて、その内容や情報を住民に的確に提供します。
連絡通報
住民が、個々のニーズに応じた福祉サービスが受けられるよう、関係行政機関・施設・団体等に連絡し、必要な対応を促すパイプの役割をつとめます。
調整
住民の福祉需要に対応し、適切なサービスの提供が図られるように支援します。
生活支援
住民の求める生活支援活動を自ら行い、支援体制をつくっていきます。
意見具申
活動を通じて得た問題点や改善策についてとりまとめ、必要に応じて民児協を通して関係機関などに意見を提起します。
香芝市での主な活動内容
- 地域の見守り
- 自主勉強会、研修会、他の団体との交流。(原則毎月地区ごとに定例会を開催)部会、総会等を開催します。
- 赤ちゃん誕生おめでとう訪問、子育て支援事業の実施(きゅうぴぃクラブ)
- 寝たきり高齢者・一人暮らし高齢者の調査
- 市主催事業への参加(香芝ふれあいフェスタ、子どもフェスティバル、ボランティアフェスティバル、障害児・者ふれあいの集い等)
- 幼稚園、保育所、小中学校の行事に出席(入園・入学式・卒園・卒業式・運動会等)
- 厚生労働省 民生委員・児童委員について(別ウインドウで開く)<外部リンク>
- 全国民生児童委員連合会(別ウインドウで開く)<外部リンク>
- 奈良県、民生委員 あなたの町の身近な相談あいて(別ウインドウで開く)<外部リンク>
※お住まいの地域を担当する民生委員・児童委員や主任児童委員が分からない時は、社会福祉課へお問い合わせください。