本文
学校給食費の改定と家計負担軽減策についてのお知らせ
学校給食費の改定について
現在の学校給食費設定では安全で安心かつ多種多様な食材を組み合わせ、学校給食栄養素摂取基準を満たす十分な量と質を備えた学校給食を維持することが困難になってきたことから、令和7年4月より学校給食費を改定いたします。
改定前・改定後の月額給食費、保護者負担額、市負担額 [PDFファイル/46KB]
学校給食費改定の背景について
香芝市の学校給食の運営を取り巻く環境は厳しさを増しており、令和4年度には文部科学省の定める学校給食1食当たりの摂取エネルギー基準が上方修正された一方で、食材価格は大幅に高騰し続けています。
香芝市では、これまで食材の工夫等をしながら令和元年度以降6年間にわたって給食費を改定することなく学校給食を運営してきました。
しかし、令和6年11月には、小中学校長、幼稚園長、保護者代表等で構成する香芝市学校給食運営協議会及び香芝市PTA協議会から本市教育委員会教育長に対し、基調的な物価高が続く中、安全で安心かつ多種多様な食材を組み合わせ、学校給食栄養素摂取基準を満たす十分な量と質を備えた学校給食を維持するためには学校給食費の改定の必要性が指摘されるなど、現状において給食の質の低下を懸念する意見が寄せられていることから、給食費を改定することといたしました。
家計負担軽減策について
子育て世代の家計負担の軽減策として、当面の間、市の負担額を増額することによって保護者の皆様の実際の負担額を据え置くことができるよう、令和7年3月香芝市議会定例会において関係予算の成立を目指していく方針です。
就学援助制度について
香芝市では、経済的理由により香芝市立小・中学校への就学が困難な児童生徒の保護者の方に、給食費や学用品費など学校でかかる費用の一部を援助しています。