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ゆり組が、昨年度の3月に植えた土のう袋に種イモから育てたじゃがいもを収穫しました。
「何にして食べる?」「カレーを作ろう!」と子どもたちから意見が出て、自分たちで育てたじゃがいもを使って、全児のカレーを作りました。
「じゃがいもどこにあるんやろう?」と、土の中を探しながらスコップや手で掘っていき、じゃがいもが出てくると「あった!」と嬉しそうに手に持っていました。
洗っているうちに「白くなってきた」「皮がむけてきた」と新じゃがならではの発見もしていました。
全部並べて数えると、なんと485個!
大小を分けて、大きいものはカレーに、小さいものは素揚げにして食べました。
栄養士・調理師と一緒に、いよいよカレー作りの始まりです!
玉ねぎ、にんじん、じゃがいものチームに分かれ、「みんな食べてくれるかな?」と話しながら調理し始めました。
ピーラーを使って真剣に皮むきに挑戦したり、包丁を使う時に材料を押さえる手は“猫の手”と教わりながら切りました。
途中で味見をしながらカレーができるまでの手順を知りました。
カレールーを入れる前の味見では、「甘い」と野菜の甘さを感じ、ルーを入れた後の味見では、「おいしい」「できたなー」「自分たちで作ったカレーは最高!」と出来上がりに大満足でした。
「ゆりぐみさんの作ったカレーおいしいな。」とほかのクラスの子どもたちも喜んで食べていました。
5歳児の食育の目的である、“自分たちが育てた物を自分たちで料理し食べてもらうことの喜びを味わう”ということを、これからも経験できるようにしていきたいと思います。