本文
4月に小学校に入学する5歳児ゆり組と在園児との思い出作りとして、お別れお楽しみ会を行いました。0、1、2歳児クラスとは、近隣の高塚地区公園に一緒に行き、ふれあい遊びやパラバルーン遊びをして交流しました。お兄ちゃん、お姉ちゃんに手をつないで公園まで歩きました。手をつなぎ初めは、お互い少し緊張気味の様子でしたが、道中優しく声をかけてもらうことや話をしていく中で、緊張も次第に和らいでいるようでした。
公園につくと、「なべなべそこぬけ」のふれあい遊びをしました。相手の年齢に応じで、やり方を少し変えながら遊びました。年長児は小さいお友達に目線を合わせるために、自然と腰を低くすることや動作をゆっくりすること、優しい口調で語りかけるなどの様子に、相手のことを気にかけようとする優しい思いが育っていることに嬉しく思う場面でした。
年長児が運動会で行った、パラバルーンは年少の子どもたちにとっては憧れの遊びです。そのパラバルーンで一緒に遊べて、とても喜ぶ子どもたちでした。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。保育所に戻ってきた子どもたちは、満足感いっぱいの表情で各クラスに戻りました。「ゆり組のお兄ちゃんお姉ちゃん、ありがとう。楽しかったよ」
新しく改修されたリズム室で、一緒に遊びました。一つの部屋でみんなが集まって遊ぶことはとても久しぶりで、また綺麗になったリズム室の環境にも子どもたちは大喜び!今から始まる会にわくわく感いっぱいでした。年長児の入場の際には、子どもたちは胸を張って誇らしげに歩いて入ってきました。
会の最初には、新しいリズム室が使えることをお祝いしてテープカットをしました。テープが切られると、子どもたちの歓声が起きました。
この一年間の出来事を春から振り返りながら、楽しかったことを思い出しました。「夏には、水鉄砲で遊んだね」「おばけの的に向かって、水かけたなぁ」「シャボン玉でも遊んだよ」思い出話に花が咲きました。
3歳児ばら組と、じゃんけん列車をしました。ゆり組のお兄ちゃんお姉ちゃんから、優しく声をかけられて二人組になり、列車の先頭は、ばら組の子どもたちで遊びがスタートしました。二人の電車からじゃんけんを繰り返していくと、どんどん長い列車になっていく様子に、最初は少し緊張気味のばら組の子どもたちでしたが、自然と笑顔になって、たくさんの笑い声が聞こえてきました。
4歳児うめ組とのふれあい遊びは、床に腹ばいになって肩を組んで大きな輪を作り、(大根になります)足をひっぱり大根を抜くという大根ぬき遊びです。抜く人は、所長先生や保育士です。子どもたちは抜かれないようにと、力を入れて肩を組むことや踏ん張るので、簡単には抜かれません。抜き役の先生たちは、汗をかくほど奮闘していました。大根になっている方も、抜く方も精一杯頑張り、大盛り上がりでした。
「きゃー抜かれそう」「〇〇ちゃん、頑張れ!」
「なかなか、抜けない」
「力を合わせたら抜けるかも」「キャー、あー抜かれる」
楽しかったあそびの後は、各クラスからのお礼の言葉と歌のプレゼント。そして保育所の子どもたちみんなで作った、プレゼントを渡しました。
「ばら組」
「大好き。ありがとう。」と言われながら、花の首飾りをかけてもらい照れたり、嬉しそうにしたりしていました。
「うめ組」
「小学校に行っても、勉強いっぱい頑張ってね」と応援メッセージを送りました。
小さな子どもたちも少しずつ手を加えて作り上げた、小物入れをプレゼントしました。受け取ると「これは、どうやって作ったの?」と、作り方を聞いたり、「この絵、かわいいね」と伝えていました。
出来上がったものを嬉しそうに、友だちに見せ合っていました。
最後に所長先生からのお話の中では、今年は改修工事が始まっていろいろな約束事がありましたが、ゆり組の子どもたちが良いお手本となって、小さいおともだちが危ないことをすることがなかったことやその他のお褒めの言葉をたくさんもらいました。楽しかった保育所の思い出を大切にして、新しい場所でそれぞれ元気に頑張ってねとエールとパワーを込めてもらいまた、一つ大きくなるばら組うめ組への進級に期待を膨らませてもらい、子どもたちは満足感と期待感いっぱいで会を終えました。