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本校は平成12年(2000年)に香芝市で4番目の中学校として開校し、今年で25年目を迎えます。万葉集でも詠われている二上山の北側の丘陵地に位置し、とても環境に恵まれた学校です。校区内には明治に開校し140年以上の歴史がある志都美小学校と市内10番目の小学校として平成7年(1995年)に開校した旭ケ丘小学校があります。
令和6年4月現在、生徒数は513名、学級数は20学級となっています。令和2年度より学校運営協議会を設置したコミュニティ・スクールとなり、これまで以上に保護者や地域の方々、有識者の方々に学校運営に関わっていただいております。またコミュニティ活動も盛んで、放課後の図書館開館支援や定期テスト前の学習支援、家庭科の調理実習支援、花の栽培による環境整備支援など様々な面で地域の方々の支援を受けています。
校舎内は、天然木の無垢材がふんだんに使われ、開校時より卒業記念品として寄贈された絵画があちらこちらに掲げられ、とても落ち着いた雰囲気を感じさせてくれます。
生徒たちは明るく、素直で、今年9年目を迎えた『笑顔と元気』をキャッチフレーズに、朝の登校から日中の学校生活、そして下校時に至るまで日常的に元気なあいさつが気持ちよく交わされています。また学習や部活動にも積極的に取り組み、思う存分、中学校生活を謳歌しています。
今後ますます予測困難になるであろう時代をたくましく生き抜いていくことができるように、本物の力を身につけてほしいと願っています。また生徒会活動や委員会活動を通して自治力を身につけ、将来よりよい社会の創り手となる素地を育成したいと考えています。そのためにも、教職員一人ひとりが真正面から生徒と向き合いながら、全力で学校教育を行い、保護者の皆様や地域の方々から応援していただけるような学校づくりを進めてまいります。皆様には本校の強力なサポーターになっていただけたら幸いです。何卒、よろしくお願いいたします。
令和6年4月 校長 上谷基博