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本市は、平成3年10月1日に、奈良県で10番目の市として誕生いたしました。
30年という節目を迎え、この間、本市の発展の礎を積み重ねることが出来ましたのも、関係機関の格別のご指導と、何より市民の皆さまの尽力の賜物です。
全ての皆さまに深く敬意を表しますとともに、心から感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大にある非常に厳しい環境下ではございますが、これまでの歩みをふり返るとともに、これからの市の発展につながる新たな可能性や魅力の発見・創造を目的として、さまざまな記念特別事業を進めています。
テレビに出演して事業の紹介をいたしました。
あらためて、本市への関心を深めていただければ幸いでございます。
ロシアで開催されたスポーツクライミング2021世界ユース選手権の種目「リード」において香芝北中学3年の抜井美緒選手がユースB部門世界3位、また同大会種目「ボルダリング」でも同部門世界8位になり、大会の結果報告に表敬訪問されました。世界各国から集まった選手と競うという貴重な経験をされ、他国の選手に臆することなく世界大会で結果を残されたのは今までの努力の賜物だと思います。これからもこの経験を糧にますますのご活躍を期待しております。
本市では、「香芝市手話言語及び障がいの特性に応じたコミュニケーション手段に関する条例」を昨年3月議会において制定いたしました。
会議では、当事者の方や家族の方、また支援する団体の方に出席いただき、条例制定後の取り組み、また、今後の取り組みについて、意見をいただきました。
今後は、条例に基づき、本会議におきまして頂戴しましたご意見について、検討を進め、施策を推進していきたいと考えております。
障がいの有無に関わらず、市民の皆さんが自分らしく豊かに暮らすことのできるまちづくりを目指してまいります。
本年度第2回目の県・市町村長サミットに出席してまいりました。
今回は『ファシリティマネジメントの推進』をテーマに、県ファシリティマネジメント室の説明の後、隣接する広陵町における事例紹介に続いて、公共施設マネジメントに関する講演がありました。
広陵町の事例紹介は、近隣3市4町(大和高田市、葛城市、上牧町、王寺町、広陵町、河合町、本市)にて検討を進めております体育施設や文化施設など公共施設の連携に関する調査・分析について報告がありました。
また、講演では、経費削減に取り組みながら安全管理・業務改善を行った事例の紹介や統廃合・再配置プランを作成することの重要性など、財政が厳しい状況の中において、いかに公共施設をマネジメントしていくべきか財政の視点からお話をいただきました。
本市では「香芝市公共施設等総合管理計画」に基づいて総合的かつ計画的な公共施設の管理を推進しております。現在、当管理計画の見直しを行っているところですが、共同利用の可能性や広域連携による共同整備・運用について協議を重ね、より効率的な取り組みを進めてまいります。