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【令和6年6月~令和7年3月乗降者数データ更新】コミュニティバス停留所・ルート(便)の見直し廃止基準について
【令和6年6月~令和7年3月乗降者数データ更新】コミュニティバス停留所・ルート(便)の見直し廃止基準について
本市にも隣接する大阪府太子町や富田林市などで路線バスを運行していた金剛バスが、令和5年12月に路線バス事業から撤退したように、地域公共交通(鉄道・バス・タクシー等)の運営状況は厳しいものとなっています。昨今では運転手の働き方改革や高齢化、人材不足などにより、減便や廃止など、交通サービスを継続できなくなる事例がありました。
香芝市コミュニティバスは、平成28年から運行を開始し、令和5年1月より現在のルート・ダイヤで運行しています。今後も市民の皆さまの生活を支える交通手段として、持続可能なサービスを提供していくために、利用状況を評価し、見直しや改善のあり方を検討するため、利用者数実績による『見直し・廃止基準』を、以下の数値基準および期間にて設定いたしました。
見直し廃止基準
- 停留所の基準・・・1週間あたりの乗降者数が2名未満
(平均して1週間の間に、誰か1人がそこの停留所で乗って、誰か1人がそこの停留所で降りる。これよりも乗り降りの少ない停留所は対象となります。)
(「乗降者数」なので、停留所で「乗るかた」と「降りるかた」の合計数で計測します。)
- ルート(便)の基準・・・1便あたりの乗降者数が2名未満
(平均して1便、例えば総合福祉センター発着の便は、総合福祉センター出発から総合福祉センターに帰ってくるまでの間に、誰か1人が乗って降りる。これよりも乗り降りの少ない便は対象となります。)
データ計測の対象期間
令和6年(2024年)6月1日から令和7年(2025年)5月31日までの1年間
コミュニティバスの乗降者数速報
令和6年6月~令和7年3月分カシバス乗降者数 [PDFファイル/286KB]
※次回の更新(令和6年6月~令和7年4月分のデータ)は令和7年5月下旬を予定しております。
【参考】香芝市地域公共交通活性化協議会での協議経緯
基準設定に至るまでの協議経緯については、以下のリンク先をご覧ください。
おわりに
地域公共交通を維持するには、実際に利用していただくことが最も重要です。市民の皆さまにはカシバスをはじめとした地域公共交通(鉄道・バス・タクシー)をご利用いただき、次の世代に残していけるよう、地域公共交通の維持へご協力をお願いいたします。