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平成25年度 悠久の光
誕生までのストーリー
香芝市農業委員会では、市内にある遊休農地を解消するため、2年前から「自らが遊休農地で耕作を行う」という活動を始めました。遊休農地所有者らに農地の有効活用を呼びかけるため、遊休農地から耕作農地へ転換するきっかけづくりを行おうというものです。
一昨年は、大豆を栽培。大豆は香芝の地場産品である「かしば香るみそ」の原料にし、枝豆は市民祭り「ふれあいフェスタ」で来場者に無料配布しました。
「さて次は、何を栽培しようか…」委員会で話し合った結果、酒米としてヒノヒカリを栽培して、市内酒造会社と連携し、日本酒にしようという試みに挑戦することになりました。
香芝市の農産物を使った特産品の開発を図ることはもとより、特産品の原材料を確保するための作付けを遊休農地所有者らに呼びかけ、遊休農地の解消につなげたいという思いがこもっています。
昨年6月の田植えから始まり今日にいたるまで、委員全員が自らの農作業の合間をぬり、機具を持ち寄り、協力して耕作を行ってきました。そしてこの度、酒造会社の協力も合わさり、委員らが精魂込めて育てたお米から、清酒が完成しました。
地域農業のことを一人でも多くの皆さんに知っていただきたい、またぜひ香芝産日本酒の味をご賞味いただきたいと思っております。
「多くの方の協力が集まり、汗と努力の結晶としてお酒が完成し、うれしく思います。原料も作り手も香芝産、味はまろやかで飲みやすいお酒となっていますので、ぜひご賞味ください。こういった農業委員会の取り組みで、一歩ずつでも地域農業の振興と遊休農地解消につなげていきたいと思っています。」吉村増雄会長
お酒について
- 名称
悠久の光(今回の取り組み「遊休農地」と原材料「ヒノヒカリ」からネーミング) - アルコール分
15度、精米歩合68% - 原材料
米、米こうじ
商品についてのお問い合わせは下記まで
澤田酒造株式会社
住所 香芝市五位堂6-167
電話 0745-78-1221
チラシは下記添付ファイルをご覧ください。
期間・本数限定で、香芝市ふるさと納税の記念品としてもお渡ししています。
添付ファイル
【これまでの農業委員会の取り組み紹介】販売について
- 1回目(平成24年度)
遊休農地で大豆を栽培。大豆は香芝の地場産品である「かしば香るみそ」の原料に、枝豆は「ふれあいフェスタ」来場者に無料配布しました。 - 2回目(平成25年度~)
酒米としてヒノヒカリを栽培。酒造会社と連携し、日本酒を作成。
*今回ご紹介している分です。 - 3回目(今年度)
現在大豆を栽培中。「かしば香るみそ」の原料となる予定。
種まきなどは、市内保育所の子どもたちにも参加してもらう予定です。