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行政評価について
行政評価とは
行政評価とは、総合計画における政策・施策及び事業の実施内容について、指標等を用いて客観的に評価することにより、「事業の現状を認識し、課題の発見につなげ、改善案を考える」という「行政活動の実施と改善」を絶えず行うためのツールです。
PDCAサイクルにおける「Plan」として目標を設定する役割と「Check」として評価する役割、および「Action」として改善につなげていく役割を担っています。
行政評価の目的
- 行政資源の効率的配分
限られた予算や人員などの行政資源を効率的に配分することが最大の目的です。
必要な事業に行政資源が割り振られるよう、行政運営をマネジメントし、業務の最適化・改善を図ります。
- 成果重視の行政への転換
公平公正な行政運営を図るためには、個人の経験や感覚に頼ることのない、統計的思考・エビデンスに基づくEBPM(根拠に基づく政策立案)の推進が必要です。
課題や目標を定量的に示すことで、向かうべき方向性を明確にし、業務の実効性を高めます。
- 業務の見える化
行政評価の結果を公表することで、「どのような事業を実施し、どれほど成果が出たのか。」といった行政の活動状況を分かりやすく「見える化」します。
評価対象
第5次香芝市総合計画には政策・施策(基本構想)と主な取り組み・事務事業(基本計画)があり、これらの上下の関係性は目的と手段の関係となっています。
まちの将来像の実現に向けた7つの政策方針を推進するために、施策が手段としてあり、その施策のめざす姿を実現するために、事務事業が手段としてあります。
行政評価では、33の施策と110の事業を評価対象としています。
評価のながれ
行政評価は、【事前記入】【事中評価】【事後評価】の3回で構成します。
●年度前期 【事前記入】…この年度の事業の実施計画および目標値の記入
●年度中期 【事中評価】…事業の進捗確認、課題抽出および今後の方向性の検討
●年度後期 【事後評価】…事業実績(見込み)の確認、成果や課題点の分析および最終的な次年度の方向性の決定
※次年度の予算要求は、年度中期に行うため、事中評価の結果をもとに内容を検討します。
行政評価結果
<参考>「個別事業の方向性の検討について」
令和4年度より事業の「実施手法の見直し」「事業継続の必要性の検証」という視点を強化するため、「新規実施から3年が経過した事業」及び「行政評価での3視点評価(*)やヒアリングの結果、点検が必要と判断した事業」から、10程度の事務事業を抽出し、個別に検討会議を実施しています。
*3視点評価・・・行政評価における所管による自己評価。3視点(「必要性」「有効性」「効率性」)の各項目ごとに「あてはまる」「ややあてはまる」「ややあてはまらまい」
「あてはまらない」を選択し、3視点の評価を点数するもの。
詳しくは以下をご覧ください。