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市内所在文化財の調査・研究
市内所在文化財一般調査の実施
香芝市内に所在する文化財の現状と学術的価値の把握、また消失・散逸防止を図ることを目的に平成6年度から市内所在文化財一般調査を実施し、文化財の調査・研究を計画的に実施しています。その成果は普及・啓発事業などを通じて積極的に公開し、市民の方々に地域の魅力ある歴史資源を活用した質の高い学習機会を提供できればと考えています。
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香芝市内所在の指定文化財
香芝市には令和6年5月1日現在、44件(重複指定文化財件数除く)の文化財(国指定4件、県指定8件、市指定32件)が指定されています。その内訳は、有形文化財30件、民俗文化財6件、記念物8件となっています。
※市指定文化財には、重複指定があります。詳細は下記の指定文化財一覧表をご覧ください。
香芝市内所在指定文化財件数一覧表
・香芝市内所在指定・登録文化財一覧 [PDFファイル/155KB]
かしばの文化財
香芝市内の文化財を紹介した「かしばの文化財シリーズ」ホームページ版です。市内に所在する代表的な文化財をピックアップし、簡単な紹介文と写真で構成しています。
かしばの神社探訪
二上山博物館では、市内に鎮座される神社とその境内に建立された石造物の調査を継続的におこなっています。現在、市内には24の神社が鎮座されます。それぞれの社に特徴がありますが、「由来沿革不詳」といった社が多いのが現状です。本調査は近世・近代の文書や石造物に刻まれた銘文などから、各社の歴史を紐解きたいと考えています。調査成果は、CANCAN mailmagazineにも掲載しましたが、ここでは、その後の調査成果も加え、再編集したホームページ版としてご紹介します。
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風渡る野辺の石仏
市内に所在する石仏調査は平成4年度に実施し、その成果は当館が編集・発行した、かしばの文化財『風渡る野辺の石仏』として刊行しました。その後、順次追加調査を重ね、平成18~21年度に当市の「広報かしば」裏面に36回にわたって連載しました。ここでは『風渡る野辺の石仏』ホームページ版として再編集したものでご紹介します。
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かしばの道再発見~香芝の道標と近世主要街道~
市内に所在する道標調査は平成7年度から近世主要街道の調査と合わせて実施しました。調査は現状の記録と香芝表装同好会の協力を得て、採拓(拓本)と表装を行いました。現在、市内および周辺地域を含めて31基の調査を終了しています。ここでは、企画テーマ展「かしばの道再発見~道標拓本で綴る近世主要街道~」(平成25年4月27日-5月19日)で使用した展示パネルをホームページ版として再編集したものでご紹介します。
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石に刻まれた香芝の歴史
まちかどで見かける顕彰碑や記念碑など、「何が書いてあるのかな」と気になりながら「じっくり見ている時間もないし」、「難しくて読めない」というのが大方のご意見だと思います。しかし、刻まれた銘文は地域史を考える上ではパンドラの箱であって、貴重な情報がたくさん詰まっています。市内の石造物調査は平成18年度から継続的に実施しており、それらの成果は平成20・21年度の市「広報かしば」やCANCAN mailmagazineなどに掲載しました。ここでは、さらに追加資料を加えてホームページ版としてご紹介します。
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