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「文化財防火デー」に伴う防火訓練を実施しました
貴重な文化財を後世に残すために
昭和24年1月26日に法隆寺(斑鳩町)の金堂壁画が焼損したことを契機に、翌年の昭和25年に文化財保護法が制定されました。
昭和30年には、毎年1月26日を「文化財防火デー」と定め、この日を中心として、文化財を火災、震災等の災害から守るために、全国的に「文化財防火運動」が実施されています。
令和元年10月には、首里城(沖縄県)の正殿等が火災により焼失しました。また、昨年7月には、国の重要文化財に指定されている中家住宅(安堵町)が火災の被害を受けるなど、貴重な文化財が被害を受ける事例が多発しています。
香芝市では1月26日の「文化財防火デー」に合わせて、大坂山口神社(逢坂)にて、文化財関係者、香芝消防署、神社関係者等による防火訓練が行われました。
大坂山口神社(逢坂)の本殿は、県有形文化財に指定されており、消火栓による放水訓練、消火器による初期消火訓練等が行われました。
市内の貴重な文化財を後世に継承していくためにも、文化財の防災に対する意識を高めましょう。

