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香芝市史編さんについて
香芝市史編さん事業
1.『香芝市史』の編さん開始にあたって
本市では、令和5年度から『香芝市史』の編さん事業に着手しました。従来の『香芝町史』は、昭和51年(1976)に通史編と史料編がそれぞれ1巻ずつ刊行されましたが、間もなく半世紀を迎えようとしています。その間、本市は急速な発展を遂げ、市民をとりまく環境も大きく変化し、郷土資料の調査研究も進展してきました。そのため新しい自治体史を刊行する必要性が高まってきました。
そこで市政30周年を契機に、本市の発展と文化の向上に資するため、あらためて郷土資料を収集・整理・保存し、最新の学術成果に基づいた『香芝市史』を刊行することになりました。広く市民の皆様に活用され、親しまれる市史の完成をめざしてまいります。
2.郷土資料の保存と活用について
さまざまな歴史の舞台となった香芝市は、日々新しい姿に生まれ変わろうとしていますが、これも一つの時代の流れであり、地域社会の発展への道程でもあります。しかし、この発展に向けての歩みのなかで、地域の歴史を証す貴重な資料が急速に失われています。これらは、永続的な価値を持つ本市の文化遺産であり、市民共有の財産としてこれ以上の散逸・消失を防ぐことは喫緊の課題となっています。本事業は、これらの貴重な資料を確実に次世代へ継承するという大きな役割を担っています。また、収集された資料はデジタルアーカイブ化し、地域の魅力の再発見につながる活用方法も検討してまいります。
3.香芝市史編さん委員会について
『香芝市史』の編さん事業を推進するにあたり、基本方針等について審議するため、10名で構成される香芝市史編さん委員会(以下、「編さん委員会」という。)を設置しました。
編さん委員会は、次の事項について審議します。
(1)市史の編さん計画、刊行計画その他の基本方針に関する事項
(2)市史の編集及び執筆の状況の確認に関する事項
(3)市史に関する資料の収集、整理及び研究に関する事項
(4)その他市史の編さん事業の推進に関する事項
4.「香芝市史編さん基本方針」について
5.設置根拠法令
市史編さん事業の進展に関する情報は、本ホームページ上で随時更新してまいります。
『香芝町史』の販売について
『香芝町史』の通史編、史料編とも在庫がございます。下記の価格で文化財課(二上山博物館内)で販売しています。なお、市民図書館で閲覧することができます。
『香芝町史』通史編 1,185頁 市内にお住まいの方:4,500円 市外にお住まいの方:5,500円
地理(序説、気候、産業、交通、集落、人口)
各説(文学、社寺、式内社考、寺跡、建築、民家、鋳物師、言語、地名、動物、植物、伝承文化)
別録(合併後の歩み、教育、社会教育、歴代村長、戦没者名簿)
『香芝町史』史料編 1,028頁 市内にお住まいの方:5,000円 市外にお住まいの方:6,500円
古代史料、中世史料、近世・近代史料、恵心僧都関係史料、紀行・名所、金石文、風俗志、地名資料)