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国際交流啓発セミナーを開催しました!⛄
スイスのクリスマスについて話しながらPâte à selでオーナメントを作りました
本セミナーが、奈良テレビ(デジタル9ch)で12月17日(金)「ゆうドキッ!」内の「いきいきまちだより」コーナーで放映されました。同内容をネット版として、こちらの「YouTube」でもご覧いただけます(別ウインドウで開く)<外部リンク>。
パタセルでオーナメント作り
親子で楽しめる遊び
Pâte à sel(パタセル、小麦粘土)は、スイスやフランスでよく使われている、クッキーみたいな飾りのことです。小麦粉と水に塩を入れることで、生地に入っている水分が飛び、固まった飾りは腐らず長持ちします。
小麦粉、塩、水だけででき、親も子も一緒に夢中になって楽しめる遊びです。
当日作ったオーナメント
9組の親子と一緒に、Pâte à selでクリスマスオーナメントを作りました。
小麦粉、塩、水の3つの材料しか要らないので、手軽に作ることができます!食紅を生地に混ぜたり、固くなってから絵の具を塗ったり、さまざまな色と形に仕上げることができます!
おうちで作りたい方へ
作ってみたい方のためにレシピを公開します。
レシピは日本語、フランス語、英語の3か国語で、日本語以外のレシピにはちょっとした単語表をつけました。
ぜひ作ってみてください~
クリスマスを通して異文化に触れる機会
スイスのクリスマスは二回祝う?
スイスでは12月24日の夜と25日だけではなく、12月6日「聖ニコラウス」(仏:Saint-Nicolas)という子どもの守護聖人を祭る「聖ニコラウスの日」も祝います。
聖ニコラウスはサンタの由来と言えます。伝説によると、12月6日、ロバに乗って、Père Fouettard(ムチでたたくおじさん)と一緒に街にやってきます。
子どもたちはいい子だったらミカンやチョコレートをもらい、悪い子だったらなまはげみたいなおじさんに叩かれるという、子どもを怖がらせる話があります。本当は叩かれる子はいなくて、みんなプレゼントをもらいます。
そして、その風習がオランダを通じて、アメリカに伝わりました。「聖ニコラウス」(蘭:Sinterklaas)という名前がなまって、12月25日に祝われることになり、Santa Clausが生まれました。
そのサンタクロースがスイスに逆輸入され、スイスでも25日プレゼントをあげる習慣が生まれました。
もともとクリスマスはイエス(キリスト教によって神の子)が生まれた日として家族で集まって祝われていました。サンタと何の関係もない日でしたが、現在は元の習慣に加わり、プレゼント交換もすることになりました。
Merci à tous d'être venus !
「皆さん来てくれてありがとう!」
国際交流員として初めてのイベントでしたが、関心を持ってくださった保護者の方々、元気いっぱいの子どもたち、参加してくれた皆さんのおかげで大成功でした!ありがとうございました!