氷ができたよ!(幼児クラス)
ある日、5歳児が園庭で遊んでいるとプールの中に溜まっていた雨水が凍ってるのを発見!?
「すごい!凍ってる!」「どうして凍ったのかな?」「昨日降った雨の中に氷が混じっていたのかなあ」と不思議そうな子どもたち…保育室に戻って絵本で調べてみることにしました!
絵本を見て、寒いと水が氷になることに気付いた子どもたち。
”卵パックに入れて寒い日に外に置いて凍らせてみよう”という文章を見てすぐに「私たちもやってみたい!」と!
作ってみよう!
さっそく容器に水を入れて様々な場所に置いてみることに…
さて子どもたちが準備した水は凍っているのでしょうか!?
次の日、準備した水を見に行ってみると…あれ?凍っていない!?
「こっちは凍っている!でもまだ水の所もあるね」「どうしてだろう…」
試してみよう!
準備した水が凍っているものと凍っていないものがあることに気付いた子どもたち。「太陽の光が当たって溶けたのかも!」「よし!次は日陰に置いてみたらいいんじゃないかな?」という意見からもう一度挑戦してみることに。
⑴日陰に置いてみよう!
「蓋をしたら太陽の光が当たらないんじゃない?」
⑵水の量を調節してみよう!
「水が少ない方がいいんじゃない?」と気付く子どもも。
自分たちでこの方が凍りそうじゃない?と案を出したり、友だちと一緒に考えたりしながら試していました。
氷で遊ぼう!
園庭に出ると一目散に氷を見に行く子どもたち。
日陰に置いたり、水の量を調節したりしたことで…
ついに氷ができました!!!
初めて氷が完成し、「やっぱり日陰に置いたからやな!」と得意気に話していました。
「見てみて~。眼鏡の形!」
「私のはリボンの形!」
「いっぱいできたからここに並べよう」「いくつあるか数えてみよう!」
5歳児は氷ができたことを3、4歳児にも伝え、氷を触ったり見立てたりしながら一緒に遊びました!「お兄ちゃん、お姉ちゃんどうやったら氷できたの?」と興味津々に尋ね、「一緒に作ってみる?」と優しく声を掛けている姿もありました。
冬にしか見られない現象に子どもたちは毎日の観察を楽しみにしています。
氷ができると、氷を踏んだ時の感触や割った時の音、光にかざした際のきらきらした様子等、繰り返し試す中で様々な事に気付き、自然の不思議さを知る経験になりました。