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各教育委員の思い

ページID:0005205 更新日:2023年11月28日更新 印刷ページ表示

田中委員

幼稚園・保育所から生涯学習・社会体育まで、教育委員会の最大の役割は、コミュニティーにおける人的資本の蓄積に対する寄与ではないでしょうか。

幼児期から義務教育期までに素養として、他人の気持ちを聞き取る能力、違いに気付く好奇心、自分の考えを表現する力。中学卒業後は、さらなる知的好奇心の充足と体力・健康の保持に向けた仕組みの構築、活動のサポートが考えられます。

人材が集まり、そこに新しいコミュニティーが生まれ、他の世界と繋がって行く。それが自然な流れとなるよう、手助けができればと思っています。

三岡委員

教育委員という重責に常に身の引き締まる思いでございます。

保護者の立場でもある私の役割の一つは、子どもたちの声、そして保護者の方々の声を教育委員会に届け、橋渡しをすることだと考えております。

そして、子どもたちが先の見えない不透明なこの時代を生き抜き、幸せな人生を送れるように、教育に携わる私たちが、今、何ができるか、何をすべきかということに総力を結集して取り組んでいくことが必要です。

学校をはじめ関係機関との連携を図りながら、少しでも皆さまのお役に立てますよう、務めてまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

關野委員

子どもたちを取り巻く環境や、学校が抱える問題は複雑化・多様化し、この何年かの間に、さまざまな教育改革や変革が行われています。

学習指導要領が改訂され、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、「生きる力」と「学習の3要素」に特に意を用いなければならないとしています。また、「知識基盤社会」の時代と言われて久しく、技術革新、グローバル化、モノのAI化も益々進展していくと思われます。幅広い知識と柔軟な思考力に基づく判断が一層重要になります。

不易流行。その中にあっても不易なもの。

それはこころの教育ではないでしょうか。「人としてのありかた」「人としてどうあるべきか」と。

「知・徳・体」の調和の重要さを再認識しています。永きに渡る教員生活の中で、さまざまなことを経験し、多くの事を学びました。それらを基にして、多くの先達・先輩の方々が築かれた香芝市の歴史と伝統を重く受けとめ、その継承と発展の為、微力ではありますが、全力を傾け、この重責を務めさせていただきます。そして、少しでも皆さん方のお役に立てたらと思っております。過去を敬い、現在を見つめ、未来に向かって邁進。常に前へ、前へと考えております。「ありがとう」「すみません」「はい」のあいさつ語を胸に刻み、日々精進したく思っております。

よろしくお願いします。

中尾委員

令和5年10月、身に余る大役を賜り、僭越ながら各種活動に臨席させていただいております。

私は小中学生の保護者ですが、コロナ禍を経た子育て環境の変化には戸惑うことばかりです。
特に、低年齢層へのデジタル普及は、リモート授業や各種情報アクセスの向上といった利便性を実現できた一方、個別化・多様化が加速し、子どもの自由時間の過ごし方も大きく変化しました。

彼らが画面越しにどのような情報を受発信し、何をどう感じているのか、心身の動向が見えづらくなったことには、大きな課題を感じています。

前例のない複雑な時代の中、よりよい教育のために、古き良き継承すべき体制と新たな技術や価値観とを、どのように適用していくべきか、継続的・多角的に吟味する必要性を改めて痛感します。

子どもが新時代をイキイキと生き抜く力を育む環境づくりの一助となれることを願い、力を尽くしてまいります。