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近隣の空き家でお困りの方へ

ページID:0042617 更新日:2023年12月11日更新 印刷ページ表示

 空き家は「所有者や法定相続人などの管理者(所有者等)」が周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう適切に管理しなければなりません。
 しかしながら、一部の空き家では敷地内で樹木や雑草が生い茂っていたり、建物の老朽化で屋根や壁の材料が飛散しそうな状態にあったりするなど、適切に管理されていない状態となっているものがあります。
 都市計画課では、
定期的な調査や近隣にお住まいの方から寄せられた情報などから空き家の状況を把握し、「空家等対策の推進に関する特別措置法​」に基づいて適切な管理を行うように助言や指導を行っております。

 空き家でお困りの方に向けて、代表的な相談内容を紹介いたします。

※空き家に関する相談にあたってご了承頂きたいこと

空き家の所有者に連絡ができない。

 法務局で「登記事項証明書」(登記簿)を請求することで所有者の住所と名前を調べることができます。ただし、登記簿に記載されている情報には変更登記がなされておらず、空き家の住所のままであったり、故人の名義になっているなどで現在の所有者等がわからない場合があります。
 そういった場合や調べ方がわからない場合は、香芝市都市計画課までご相談ください。市で調査の上、問題のある箇所について適正な管理を促すための文書を送付します。
 なお、所有者の個人情報についてはお伝え出来ませんので、ご自身で所有者等を把握したい場合には弁護士や司法書士に調査をご依頼されることも考えられます。

隣の空き家から樹木や雑草が越境してきている。

 原則として、空き家の所有者に対応してもらわなければなりません。
 所有者に依頼しても相当の期間内に伐採されない場合や調査しても所有者と連絡が出来ない場合には、民法(第233条第3号)により隣地の所有者の方が越境部分を伐採することができるとされています。

ハチの巣がある。

 原則として、空き家の所有者に対応してもらわなければなりません。
 急いで対応しなければならない場合は、置き餌タイプのハチ駆除剤を活用することなどが考えられます。

隣の空き家から瓦や壁材などが飛散している。
または、空き家が傾いており倒壊の恐れがある。

 原則として、空き家の所有者に対応してもらわなければなりません。
 ご自身で対応されている場合でも危険性が高い場合が考えられますので、都市計画課までご連絡ください

空き家の所有者に改善を依頼しても対応されない。

 都市計画課までご相談ください。
 市の担当者が調査した上で周辺への悪影響などがある場合は、所有者等へ適正な管理を促すための文書を送付いたします。
 損害賠償請求を受けるリスクや近隣へ与えている悪影響などを説明し、早期の対応をお願いしますが、所有者等の対応状況により解決に時間を必要とする場合があります。そういった場合にはご自身で弁護士や司法書士に相談するなど解決に向けた対応を検討することも考えられます。
 また、無料法律相談が開催されておりますのでこちらのページをご参照ください。

※空き家に関する相談にあたってご了承頂きたいこと

  • 空き家を適切に管理する責任は所有者等にあります。市は適切に管理するよう情報提供や指導を行いますが、個人の財産であることから原則として所有者等に代わって問題を解決することはできません。
  • 隣同士の問題は空き家であっても民事(相隣関係)の問題です。市が介入して仲裁することはできません。
  • 電話や手紙などにより所有者等と連絡が可能な場合は、まずはお互いの話し合いによる解決をお願いします。
  • 敷地から越境した樹木や雑草であっても市が所有者に代わって伐採することはできません。(ハチの巣についても同様です。)
  • 市が取得した個人情報は法の定めにより所有者の同意なく開示することができません。

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