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平成24年4月以降、登下校中の児童生徒が死傷する事故が、全国で相次いで発生したことから、文部科学省・国土交通省・警察庁の3省庁が連携をして対応策を検討し、「通学路における緊急合同点検等実施要領」が作成されました。このことを受けて本市においても、市内幼稚園および小中学校における通学路(通園路)の緊急合同点検を実施し、必要箇所についての対策を行ってきました。
引き続き通学路の安全確保に向けた取組を進めていく上で、このたび香芝市では、関係機関の連携体制を構築し、「香芝市通学路交通安全プログラム」を策定しました。
今後は、本プログラムに基づき関係機関が連携をして、通学路の安全確保における継続した対応を進めていきます。
添付ファイル
香芝市では、児童や生徒などの下校時間を中心に、"子どもの見守り活動"を実施しています。
市内の各所には、子どもたちが救助を求める家として、「こども110番の家」を設け、目印として黄色地の旗を掲げています。
また、各自治会においても、"子ども見守り活動"に取り組んでいただいています。
各家庭でも、次の5つの約束について話し合い、「子どもの見守り活動」にご協力ください。
各小学校区では、PTAや自治会などさまざまな組織が中心となって子どもの登下校の安全を見守っていただいています。
子どもの見守り活動は通学路に立って子どもたちの見守りをすることだけではありません。普段の生活の中で、子どもたちの登下校時に犬の散歩やジョギングの時間を合わせたり、玄関先の掃除をするといったことも、子どもたちにとっては大きな安心につながります。
子どもたちに「おはよう」「おかえり」と声をかけることで、徐々に子どもたちからの明るい挨拶も返って来るようになるといいます。また地域の方々の、子どもたちへの関心が深まり、学校と地域との関係も深まっていくという効果が期待できます。