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以下のような背景から、休日の部活動の地域連携・地域移行に取り組む動きが、全国的に進められています。本市においても、将来にわたり、生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保することを目指し、持続可能なスポーツ・文化芸術環境を整備するとともに、段階的な地域連携・地域移行に取り組みます。
令和2年9月にスポーツ庁・文化庁から「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革」が発表され、休日の部活動の段階的な地域移行という方針が示されました。令和4年12月には、「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」において、令和5年度から令和7年度までの3年間を改革推進期間と位置付け、休日における学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行を支援するとされています。
奈良県でも令和6年2月の知事定例記者会見において、中学校における休日の学校部活動の地域への移行推進として、令和8年度から休日における教員の指導による学校部活動の廃止を表明しています。
令和6年4月1日時点の市立中学校生徒数は2,362人で、10年前と比べて300人あまり減少しています。今後更なる減少が見込まれているため、必要な部員数が確保できず存続が困難な部活動が出てくることが考えられます。また生徒数に応じて教員数も減るため、顧問数も不足してきます。
対応としては、令和5年度から種目によっては拠点校方式の活動も始まっています。また、休日の部活動を地域クラブ活動として移行するべく、令和4年度からスポーツ庁の事業として実証研究を行うとともに、PTA代表、スポーツクラブ代表や学校関係者等を委員とした「香芝市地域クラブ活動推進会議」において情報共有や意見交換を行っています。
以下の方向で、現在検討を進めています。
令和6年6月に実施したアンケート結果です。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
回答者数:小学校4~6年生2,188人 中学校1年生675人 保護者1,214人 教職員427人
スポーツ庁 学校の働き方改革を踏まえた部活動改革<外部リンク>
文化庁 学校の働き方改革を踏まえた部活動改革<外部リンク>
スポーツ庁 学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン<外部リンク>
文化庁 学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン<外部リンク>
スポーツ庁 部活動改革ポータルサイト(奈良県の取組)<外部リンク>
文部科学省 教師等の兼職兼業について<外部リンク>
奈良県 令和6年2月7日 知事定例記者会見(教師にゆとりを!こどもに笑顔を!プロジェクト)<外部リンク>
奈良県 令和6年2月7日 知事定例記者会見資料<外部リンク>