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香芝市こども計画を策定しました
香芝市こども計画
本市では、令和2年3月に「第二期香芝市子ども・子育て支援事業計画」(以下「第二期計画」 という。)を策定し、多様な子育て支援事業を推進しております。また、令和4年度には子ども・子 育て会議において、計画の中間見直しを実施しました。この度、第二期計画が令和6年度末をもって終了することから、第二期計画の評価、検証と共に子育て支援に関するニーズ調査等を実施することにより本市の現状と課題を分析、整理し、新しい時代の流れや国の施策へ対応することと、誰一人取り残さない社会を実現するために、「こどもの貧困対策計画」や「子ども・若者計画」等を内包した、「こどもまんなか社会」を実現するための本市における方針である「香芝市こども計画」を、計画の当事者であるこどもや若者、子育てをしている保護者や養育者の意見も踏まえながら策定いたしました。
計画の位置付け
「香芝市こども計画」は、こども・子育て支援に係る総合的な計画として策定するものであり、「こども基本法」第10条第2項に定める「市町村こども計画」として位置付けるとともに、子ども・子育て支援法第61条の規定に基づく「市町村子ども・子育て支援事業計画」、次世代育成支援対策推進法第8条の規定に基づく「市町村次世代育成支援行動計画」、子ども・若者育成支援推進法第 9条第2項の規定に基づく「市町村子ども・若者計画」、こどもの貧困の解消に向けた対策の推進に関する法律第10条第2項の規定に基づく「市町村におけるこどもの貧困対策計画」と一体的に策定する。
また、これまで本市の母子保健計画は、「第二期計画」及び「第二次健康かしば21計画改訂版」の両計画に母子保健分野を包含しており、母子保健計画策定指針に基づく母子保健計画として位置付けられてきた。令和5年3月に「成育医療等基本方針」の変更が閣議決定されたことに伴い、「母子保健計画」の策定を国が市区町村に求めた通知が廃止され、「成育医療等に関する計画」を策定することが母子保健施策推進のための一つの方策として例示された。これを踏まえ、 「香芝市こども計画」は「成育医療等基本方針に基づく計画策定指針」で示された母子保健分野の内容を含めて策定する。
そして、市の最上位計画である「香芝市総合計画」と整合を図るとともに、こども・子育てを取り巻く保健、医療、福祉、教育等の分野における「香芝市地域福祉計画」「香芝市障害者計画」「香芝市男女共同参画プラン」「健康かしば21計画」等の関連計画との整合や連携を図りながら、こども・子育て支援関連施策を推進していく。