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台所で使用した油を排水口に流すと、宅地内の排水管や下水道管の中で油が固まり、詰まりの原因となります。
管が詰まると、その下水道を利用しているすべての家庭でトイレや台所などからの排水が流れなくなり、宅地内や建物内に汚水があふれ出してしまう恐れがあります。
特に、冬は気温が低下して油が固まりやすいので、油は排水口に流さずに、廃食用油の回収に出すか、処理剤で固めてから燃えるゴミとして処分してください。フライパン等での調理で用いた少量の油であっても、そのまま流さずに、新聞紙に吸わせる等の処置を行い、燃えるゴミとして処分してください。
油を多量に使われる飲食店などは、グリース阻集器を定期的に清掃してください。
また、灯油やシンナーなどの揮発性の可燃物を下水道に流すと、水質汚染や刺激臭をもたらすだけでなく、爆発や火災などの重大な事故を引き起こす原因となりますので、たとえ少量であっても絶対に流さないでください。
油や灯油などは、下水道へは絶対に流さないよう、ご協力お願いします。